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介護の本書評「review-kaigo」

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第438回 アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護

それぞれの介護のやり方、どれも正解!

親の入院・介護が必要になるとき いちばん最初に読む本

アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護
ワフウフ (著)

内容

介護のイメージとはほど遠い、体は元気な認知症……筆者の母親が6年前から認知症となり、認知症に関するネット情報や書籍を読みあさる。でも、刺さるものがなかった筆者が記す、認知症介護の笑いと涙、時々胸が熱くなる日々…。認知症患者を介護するすべての人の気持ちに寄り添った一冊。

書評

母が認知症になり、介護をするためにネット情報や書籍を調べた筆者。だが、どれも「認知症の人を怒ってはいけない。やさしく接しましょう」という綺麗事や美辞麗句が並ぶ情報ばかりだった。もちろん筆者自身もそれが正しいことを理解していた。だがわかっていてもできないから情報を調べ、書籍を意味、頭を悩ませていることに寄り添う情報は少なかったという。

筆者は介護のプロではない。本書には、専門的な情報や得する情報がたくさん書かれているわけでもない。ただ、筆者自身が自信を持って言えるのは、介護に真剣に向き合ってしんどさを感じている人の気持ちだけは十二分に理解できるというのだ。筆者は、本書が介護をしている方が手に取ったときに「こんなことあるある!」と笑いながらひと息つけるような一冊になることを願っている。

老人ホームに親を入れることについて苦言を呈する人がいるが、介護は、100人いれば100通りの方法があって、その介護方法が正解とか不正解というものはないという。それぞれのやり方があって、それぞれのやり方で良い、と筆者。夫婦と同じように介護もその人やその家族にしかわからない感情や事情、関係性がたくさんあり、他人にとやかく言われることではないというのだ。

本書よりも大変な介護をしている人もたくさんいるだろう。これから始まりそうな介護の気配に怯えている人もいるだろう。介護から解放された方もいるだろう。みんな頑張っているし、頑張った。きっとそれで良い!筆者はそう伝えたいのだ。

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