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介護の本書評「review-kaigo」

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第429回 親の介護を始めたらお金の話で泣き見てばかり

介護を1円でも安くする裏技がある?!

親の入院・介護が必要になるとき いちばん最初に読む本

親の介護を始めたらお金の話で泣き見てばかり
鳥居りんこ (著)

内容

大人気を博した前作「増補改訂版 親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ」から、1年で出版された本作は、介護に必要な先立つもの「お金」に関する情報がまとめて紹介されている。「介護はお金じゃないけどお金」、「介護はお金、施設もお金。介護に安かろう、良かろうはありえない」などの言葉の真意が凝縮されている。

書評

皆さんは知っているだろうか?「親が認知症になったら最後、親の財産はたとえ子どもであっても事実上動かすことはできない」という現実を。筆者はこのことを知らず、何の対策も講じていなかったそう。その結果、さまざまなトラブルやバタバタ劇に遭うのだが、本書ではそんな出来事の他に、介護のお金に関する情報がわかりやすく紹介されている。

筆者は本書を「来るべき歓迎しない未来」についてのシミュレーションと語っている。
筆者自身が経験したドタバタ劇も、今の読み手は笑えるが、数年後、数十年後の未来には十分当事者になり得るのだ。

本書は筆者自身が悩んだ介護におけるお金の問題が赤裸々に綴られている。知らないものはわからない、知ろうとしなければ何も進まないのが「介護のお金」だという。親の金は親が生きているうちに、この世で使い果たせば良いと思う筆者ですら、悩まされ続けた介護のお金。確かに、未来にお金を残すのではなく、親が元気なうちに使えるお金で子どもの手間への負担感を減らしてくれておいた方が、子どもは助かるのかもしれない。

ただ、親が亡くなったあとも子どもの生活は続いていく。だからこそ、事前に介護には、どんなお金に関するリスクがあって、どう回避すれば良いかを知ることが、介護のお金で悩んだり困ったりしないための第一歩だと感じた。本書はそんな第一歩となる「お金の話で泣きを見ない方法」を知ることができるだろう。

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