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介護の本書評「review-kaigo」

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第428回 身近な人が脳梗塞・脳出血になったときの介護と対策

「今すぐやること」と「知っておくべきこと」がわかる!

親の入院・介護が必要になるとき いちばん最初に読む本

身近な人が脳梗塞・脳出血になったときの介護と対策
鈩 裕和 (監修)

内容

残念なことに、予防を徹底していても華麗など避けがたい要因によって発症してしまう「脳梗塞」や「脳出血」「くも膜下出血」。一度発症すると、多くの場合が後遺症を残してしまう。本書は、不幸にもそうした病気が発症してしまった場合に、無理のない介護を続けるためのさまざまな手段が記されている。

書評

脳卒中は脳の異常を原因として、突然倒れる状態を表した言葉で、約2000年前から使われていたらしい。脳出血やくも膜下出血は、脳の内部や表面の血管が破裂し、血液が周囲の脳細胞を刺激したり、脳そのものを圧迫したりして脳細胞にダメージを与える。脳梗塞は、脳細胞に栄養や酸素を送る血管が何らかの原因で詰まり、その血管によって栄養や酸素を送られていたエリアの脳細胞が機能を失ってしまう病気だ。

これらはすべて一度発症すると、後遺症が残ってしまうケースが多い。後遺症の種類も多種多様で、体の動きが損なわれたり、言葉が出なくなったり、もの忘れや判断力が著しく低下したりとさまざま。いずれの病気も要介助、要介護状態が一生涯続く可能性があるのがやっかいだ、と筆者。しかも、予防を徹底しても発症する可能性があるという、本当にやっかいな病気である。

本書は、予防の大切さ、脳卒中などの病気になる前に知っておきたいことなど、事前知識のほか、脳卒中の治療方法や後遺症の種類、生活を取り戻すためのリハビリなどに関する情報も掲載されている。さらには、再発率が高いというこれらの病気の再発を防止する生活の送り方や介護保険やさまざまな公的サービスの利用法などが解説されている。

本書は病気の予防法から万が一発症してしまった際の対処法、発症後の暮らし方など、脳梗塞や脳出血のことをトータルに理解できる一冊となっている。

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