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介護の本書評「review-kaigo」

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第425回 認知症ポジティブおばあちゃん

介護のリアルと在宅介護のコツを紹介

親の入院・介護が必要になるとき いちばん最初に読む本

認知症ポジティブおばあちゃん
だんだん・えむ (著), 遠藤 英俊 (監修)

内容

本書では、実際に介護を経験してきた筆者が、自分なりに習得した認知症のおばあちゃんと幸せに暮らすための在宅介護の実践方法が伝えられている。認知症を含む在宅介護をしている家族や認知症や介護がどんなものか知っておきたい人に役立つ内容となっている。

書評

本書はYouTube「認知症ポジティブおばあちゃん」のチャンネルで、認知症になった義母との暮らしを発信してる筆者が日常の様子を記したもの。義母は撮影されることが大好きだという。このYouTubeが素晴らしいのは、認知症のおばあちゃんは決して不幸ではないと感じさせてくれる点にある。介護職や介護経験者がそうした姿に感動と癒やし、安らぎを感じているようだ。

YouTubeを始めたのは2021年。親戚たちに認知症ではあるけれど元気な義母の姿を届けたいと始めたのがきっかけだという。YouTubeに届くコメントが家族にとって、成長していく糧となっているそうだ。

筆者は、認知症のおばあちゃんと接するなかで、「認知症は過剰に恐れたり、悲観的になったりする病ではないのではないか」と考えるようになり、「認知症は特別なものではなく、日常生活や性格の延長線上にあるもの。認知症になったらおしまいではない」と考えるようになったという。

もちろん認知症の進行具合や症状の出方は人それぞれ。おばあちゃんは現在は要介護1か2程度だが、いつ進行が早まるか、新たな症状が出てくるかはまったくわからない。本書は要介護1や2レベルのケースでの実体験だということを忘れないようにしたい。

本書では、認知症のおばあちゃんと家族の日常のコミュニケ−ションや交流に加え、認知症のおばあちゃんと幸せに暮らすための在宅介護の実践方法やポイントも「15のコツ」として記されている。

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