オンラインで繋がる

介護アドバイザー【相談】ホットライン

戻る

【お悩み095】「嫁として義母の介護をしなさい」と実母が主張。夫と義両親は「大丈夫だから自分の家を守って」と言うが……。

【お悩み095】「嫁として義母の介護をしなさい」と実母が主張。夫と義両親は「大丈夫だから自分の家を守って」と言うが……。のイメージ

現在、私は45歳。関東地方で48歳の夫と高1の娘の3人で暮らしています。
夫は会社員、私は教員として、共にフルタイムで働いています。

南九州で暮らす両親とは、年に1回会えるかどうか。
こちらが帰省したり、両親を招いて東京観光をしたりといった感じです。
それ以外は、LINEのビデオ通話で月に3~4回、母とやり取りをするぐらい。

夫の実家は、車で10分ぐらいのところにあります。
義両親はとても気さくな人たちで、結婚前からとても良くしてくれています。
娘も幼い頃からよく懐いており、今でも部活帰りにご実家に立ち寄ったりしています。

先月、義母に乳がんが見つかり、手術を受けることに。
幸い、発見が早かったこともあり、術後の状態も安定しています。
日常生活で義母に頼りっぱなしだった義父の暮らしを支えたのが夫。
なかなか使う機会が無かった半日年休を使って義母の面会に行ったり、義実家に足を運んで家事をしたり。
私も義実家のサポートを買って出たんですが、夫から「自分が親の面倒を見る分、うちの家事負担がおろそかになると思う。その部分を代わって、娘との暮らしを守ってほしい」と言われました。
夫は「今回、乗り越えられたとしても、いずれは親の介護のことも考えないといけない。変な話だけど、その練習みたいなものだから」とも言っていました。

自分の夫ながら、なかなか言えないことだと思います。

そんななか、母とのLINE通話で、一連の出来事や夫とのやりとりを話したところ、「○○さん(夫)は良い人だから、気を使ってそう言ってくれているだけ。本当は○美(私)に手伝ってもらいたいはずよ」「これから先、相手のご両親に『気の利かない嫁』と思われても平気なの?」と言われてしまいました。母は「普段、お世話になっている分、こうしたときに恩返ししなさい」と言って聞きません。

その夜、夫に「やっぱり、私も手伝おうか?」と言ったんですが、「心配かけてごめん。でも、本当に大丈夫だから」と断られました。

現在、義母は退院しており、夫が義実家に足を運ぶのも土日のどちらかだけ。
家のことを義母にまかせっきりだった義父は、心から反省したようで、夫や義母に教わりながら、家事や調理などを練習しているそうです。
先週、夫が義父ひとりで作ったという肉じゃがを持ち帰ってきたんですが、初心者とは思えないほど美味しくできていました。

LINE通話のたびに母から、「義実家に行ったのか?」「何をしてあげたのか?」などと聞かれるので、最近は連絡するのが面倒くさくなってきました。父に電話して、母に注意するよう頼んだんですが、「母さんも、お前のことを心配してるんだから」と言うだけで、話になりません。

直接的な介護の悩みじゃないのですが、私はもっと義実家に入り込んで、家事などを担当するべきなんでしょうか? 母から「役に立たない嫁」などと言われて、ツラい気持ちになっています。

素晴らしいご主人、素晴らしい義両親さんですね。

ご主人の実家への関わり方は理性的で、相談者さんや娘さんとの暮らしを守りたいという意思も明確。そのご主人が「手伝いは不要」と言われている以上、相談者さんが無理やり介入する必要は無いと思います。

お義父さんが家のことを一生懸命に覚えようとしているのも、今後を考えると良いことです。定年退職後、これといって何もせずに時間を潰しているだけだと、お義父さんの心身の健康にもよくありません。家事や調理でできることを増やしたり、義両親が会話する機会が増えるのは、メリットだらけだと思います。

失礼ながら、問題はご両親、特にお母さんの古い価値観ですね。

ご実家が地方ということなので、「家事・育児・介護は嫁の仕事」といった考え方をお持ちの方が多いのかもしれませんが、今は令和の時代です。
介護は実子が担うのが当然。
そして、親ができることを取り上げず、なるべくサポート役に徹することも大切。
何より、子ども側が心身ともに健康で、幸せに暮らすことが重要です。

とは言え、相談者さんが何を言っても、お母さんの考え方を変えるのは難しいと思います。
ご主人が落ち着いておられるようなら、現状をご主人に相談してみてはいかがでしょうか。
そのうえで、次のLINE通話の際にご主人にも参加して、次のようなことを伝えてもらえれば嬉しいところです。
 ↓
・うちの母のことで、心配をかけて申し訳ない。幸い、術後も順調に過ごすことができている。
・夫婦で助け合うのは当然だと思う。だからこそ、○美さんには最も重要な家族を守ることを優先してもらっている。
・お互い、自分の親のことは自分が責任を持って対応しようと話し合っている。
・もちろん、自分ひとりで手に余るときは互いに相談して、サポートし合っていくつもり。
・今回のことは、いつか来るはずの両親の介護について考えるきっかけになった。両親ともいろいろと話し合うことができた。

さらに欲を言えば、その流れをうまく生かして、相談者さんが自分のご両親との間で将来の介護に向けた意見交換ができれば最高。「親のサポート」というテーマにお母さんの意識が向いている状況なので、タイミング的にはかなり良さそうな気がします。

いずれにせよ、お母さんからの変なプレッシャーがなくなり、落ち着いて過ごすことができるようになることをお祈りします。

早速、夫に事情を説明したところ、実家への説明などについても快諾してくれました。

昨日行ったLINE通話には、途中から父も参加して、4人で話すことができました。

今年のお盆に私が帰省して、実家の資産や預貯金などについても話を聞くことになりました。両親共に「私たちが元気なうちに、ひとり娘のお前には大切なことを伝えないと……」と意見が合ったので、ひと安心です。

夫には感謝の気持ちでいっぱいです。
今度、義両親を誘い、5人で退院祝いをしようと話し合っています。

今回は、本当にありがとうございました。
私だけでは、こんな状況にはなりませんでした。
横井さんに相談して、本当に良かったです。

親ケア.comのお金の話 民間介護保険の選び方
オンラインお悩み相談サービス「Advio」