Aさんが「訪問看護なんかもう利用しない」とおっしゃる理由はZ看護師との関係が大きく影響しています。管理者であるX看護師は、Z看護師のかたくなさに困っている様子です。
Z看護師は「自分は間違っていない。聞いてくれないAさんが悪い」と思っています。確かにZ看護師の言い分は医学的には正しいです。確かに自分勝手なAさんです。それは私もX看護師もよく判ります。だけど、それも含めてAさんです。X看護師は、そのあたりはうまく受け止めていますから、今後X看護師だけがAさん宅を訪問すれば、コトはうまく収まるでしょう。
「利用者さんとケンカするなんて、私には理解できない。どうすればわかってもらえるのだろう」とX看護師は言います。Z看護師をどう育てるか、Aさんとの関係をどうするか、ローテーションをどうするか…悩みは尽きない管理者X看護師。
事業所が違う私としては、そのあたりについてはどうすることもできません。ただただ休む間もないX看護師が身体をこわさないようにと願いつつ、もし本当に訪問看護を拒否されるのであれば、Aさんの今後のことを改めて考えていかなくてはいけません。どうなることやら…。