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【第202回】想像できない(2009年12月25日)

私は自営だし、一人だしで、事務所にいない時は、事務所あての電話は転送でケイタイで受けています。なので、夕方とか夜とか休日は家で電話を受けており、そのやりとりを娘が聞いています(聞きたいわけではないでしょうが、狭い家なので…)。

毎日毎日ではないのですが、夕方や夜や休日にかかってくる電話は「ややこしい話」が多いです。つまり、娘は「オカーサンの仕事の電話=困っている、怒られている、長電話になる」と思っているようなのです。

ふとそう気付いた私。「もしかして、オカーサンのお仕事って、いっつも電話で困ったことになってると思ってる?」と訊きました。娘は「うん」と即答。「いやいや、全部がそうじゃなくて、感謝されたり、喜ばれたり、嬉しかったりっていう場面もあるし、そういう電話もあるねんよ」と言うと「え~?想像できひん」と納得してない表情です。

うーん。娘は母の仕事の喜びが見えていないのか。それは問題だわ…。

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