1000万円以上トクする!?
定年後ずっと困らないお金の話
頼藤 太希 (著)
内容
「下流老人」や「老後破綻」という言葉が囁かれ始めた昨今、定年後のお金に不安を抱える人が増えている。今考える準備で本当に老後資金は万全なのか?年金頼みにならず、1000万円以上トクする手続きや届出の裏技があるという。本書ではそんな「老後貧乏」にならないための正解が詰め込まれている。
書評
日本では老後不安はないはずだ。なぜなら日本には老後に年金をもらえる仕組みがあり、生涯を終えるまでずっと年金を受け取ることができるからだ。確かに決して多くない年金だが、年金だけで暮らさなければならないという状況になれば、人はなんとか暮らしていけるだろう。
だが、慎ましく暮らす年金生活は、望んだ老後ではないはずだ。人は皆、豊かな老後を送りたいはずなのだ。しかし、ただ願っていてもお金が降ってくるわけではない。定年後の暮らしで困らないように、自らが学び、行動し、準備をするしかない。実際、定年後の働き方や年金の受け取り方は工夫次第で手取額が大きく変わる。適切に申請や手続きをすることで、給付金や手当をもらうことができるのだ。この手続きや届出を何となく行うのと、きちんとお得な方法で行うのでは、なんと1000万円以上の差が出る。
また、早くから資産形成をしておくことで、老後に使えるお金が増え、ゆとりある老後の選択肢を増やすことができる。本書を読み、書かれたことを確実に実行してけば、タイトルにある「定年後ずっと困らない」生活を手に入れることができるだろう。
だが、「お金で困らない人生」と「後悔しない人生」は決してイコールではない。お金はあくまで道具であり手段。お金があればできることの選択肢は増えるが、お金を使わなければ意味がないのに事実だ。お金があっても、老後にやりたいことがない人生もつまらない。やりたいことを「見える化」し、行動していくための方法も本書では紹介されている



