私は50代で関東で賃貸アパートを借りてひとり暮らし。派遣社員として働いています。母は75歳で、山陰にある実家で犬と一緒に暮らしています。母は、人と関わるのが煩わしいようで、交流のある親戚はもちろん、友だちも居ない状態です。父は私が幼いときに亡くなっており、記憶にもほとんど残っていません。
1歳上の兄がいますが、20年以上前に借金を返さずに逃げてしまい、実家まで取立てが来て、母が代わりに返済しました。それ以来、母が兄との関係を絶っている状態。九州に住んでいるらしいのですが、私も住所、電話番号がわからず、連絡を取ることができません。
母は、祖父母が亡くなったときに相続で得た1億5千万円を使い切っています。兄と私もそれぞれ相続を受けたのですが、兄は当然のように使い果たしており、私については夫が長年にわたって大病を患っていたこと、息子が重い障害を抱えて生まれたことから、治療費や生活費などで残高はわずかなものです。夫や息子は既に亡くなっているのですが、その2人を支えたことに後悔はありません。
母の年金は10万円ほどで、預金もほぼありません。昨年、脳梗塞と乳がんのを手術を続けざまに受けて以来、犬の散歩にも行かなくなりました。両手のしびれがあるため、掃除や洗濯もあまりできないようです。入浴はシャワー。洗髪に関しては、病院へ行く前の日に美容院でお願いしているとのこと。
書類も片付づいておらず、家の中は散らかり放題。帰省した際に片付けようとしたら、「わからなくなるから、触るな!」と怒鳴られてしまいました。
さすがに心配なので、地域包括支援センターに相談したところ、「要介護認定を受けて介護保険サービスを利用するべき」と言われました。しかし母は、要介護認定を受けることを断固拒否。見守りサービスの利用もイヤ。他人が家に入ること自体がイヤと、何ひとつ受け入れようとしてくれません。
母が言うには「ひとり暮らしをしていた祖父の介護の際、ヘルパーさんに家を荒らされ、現金、通帳、金庫の中身、貴重品など盗まれた」「なるようにしかならない」「このまま、家で死ぬ」とのこと。
私は長年、盆や正月には帰省を続けており、昨年の母の入院時にも長期の休みを取って母のサポートを行いましたが、正直なところ、肉体的にも金銭的にもかなり厳しい状況です。最近は、今後の母の介護についての不安から鬱病で通院しており、食事もまともにとれません。
元々、兄だけを可愛がり介護資金もあったのに相続した多額の金を使い切った母。兄と連絡が取れ、協力し合えればと思うこともあります。
この先、私だけが支えなければいけないのでしょうか?
当然ながら、介護施設への入居に関しても断固拒否しています。
かなり深刻というか、行き詰まった状態におられるんですね。
介護についてはさまざまな思いや考え方があるので、強制するつもりはまったくありませんが、あくまで私が同じ立場であれば、ということを書かせていただきます。
1.自らが支援を行うのを減らす
・帰省頻度を減らし、お母さんからの連絡については原則として着信拒否にする。
・「お金を渡す」「身の回りの世話をする」などはすべて取りやめる。
2.行政に相談する
・地域包括支援センターに足を運び、これ以上の介護や支援はできない旨を伝える。
・介護施設への入居をめざして動いてもらいたいと伝える。
・手続きなど、どうしても必要な部分は自分が行う旨を伝えるとともに、費用について年金だけで不足する分は、生活保護でまかないたい旨を伝える。
3.生活保護受給の手続きを行う
・基本的には自分が動くのではなく、地域包括支援センターに動いてもらうように強く依頼して、こちらからは動かないようにする。
要するに、お母さんは「なんだかんだ言って、娘である相談者さんが面倒を見てくれる」と考えているわけです。「本当に娘を頼ることは無理だ」と、身に染みてもらわないと、現状を抜け出すのは難しいと思います。
どうしても気になるようなら、地域包括支援センターなどからお母さんの近況を聞く程度に留め、事実上の絶縁に持ち込んでしまうほうが、お母さんが長く生きられる可能性が上がりそうな気がします。
お母さんについては、これまでに何度も軌道修正できる道はあったはずなのに、それを拒み続けての現状があるわけです。率直に言って、お母さんの希望を100%叶えることは難しいでしょう。
相談者さんが今後も背負い続けていくと、限界を迎えてしまうはず。と言うより、既に鬱病にまで追い込まれている状況なので、限界を超えているのではないでしょうか。
お兄さんについては、アテにするだけ無駄でしょうね。心の整理が大変だと思いますが、「最初からいなかった」と思うぐらいがちょうど良いと思います。
私としては、お母さんはともかく、相談者さんだけでも救われる可能性の高い道を選んでほしいと、強く願います。
「母には、私しかいない」と、自分で自分を縛りつけていたのかもしれません。
母のサポートの仕方について、一度、冷静に見直してみようと思います。当面、帰省するのはやめようと思います。







