私は30代前半。3年前に結婚しており、まだ子どもはいません。実家は公共交通機関を利用して、6時間ほどかかるところにあります。
60代の両親ともに病気を患っているため、夫や会社と相談したうえで、現在は月の半分ほど実家でリモート勤務を利用しながら、親のサポートを行っています。
母は私との完全同居を望んでいるのですが、これ以上、夫と離れて暮らすのは嫌です。また、大好きな仕事も辞めたくありません。そんな私の気持ちを父は割と冷静に受けとめてくれており、「お前には苦労をかけてすまない」と言ってくれるのですが、母から「育てた恩を忘れたのか?」と毎日のようになじられるのがツラいです。夫も私も「早めに子どもが欲しい」と考えているんですが、今のままでは難しそうです。
今のところ、両親ともに食事や入浴、トイレなどは自分でできるので、私がやっているのは買い物や通院の付き添い、家事・炊事全般なのですが、今後、本格的な介護が必要となった場合、どうすれば良いのでしょうか?
また、遠方からの具体的な関わり方について、教えていただけるとありがたいです。
ご実家での同居や離職については大反対です。
むしろ、実家に帰るペースや期間を大幅に減らし、夫婦での時間を増やすことを強くオススメします。
お母さんの言動が本来の性格によるものか、高齢者うつや認知症など病気によるものかはわかりませんが、内容的には完全にアウト。子どもは親の所有物ではなく、幸せになる権利を持っています。相談者さんが「親の介護こそ私の最大の幸せ」と心から思っているのであればともかく、内心イヤイヤやっているのであれば、できるだけ早く撤退をしたいところです。
ご両親からすれば、なんだかんだ言っても相談者さんが帰省して、面倒を見てくれているわけなので、「自分たちだけで生活できるようになろう」「第三者の助けを借りて、自立しよう」「自立が難しくなったら、施設に入ろう」といった考えに至る可能性は低いはず。今後、歳を重ねるなかでできることが減っていけば、その分だけ相談者さんへの要求がエスカレートしていくはずです。
ご両親が望むか否かにかかわらず、「毅然とした態度で一線を引く」「地域包括支援センターに相談して、各種制度やサービスを使う」といった、ご両親に自立してもらうための行動をしていくようにしてほしいですね。介護保険や総合事業、自治体独自の制度、シルバー人材センターなど、ご両親の暮らしを守るための制度やサービスはたくさんあります。
お母さんから反発や非難の声が上がるのは、あらかじめ覚悟が必要。でも、お母さんの言いなりになっても、時間の経過とともにお母さんの要求水準は上がり続けるので、将来的に非難される可能性は高いと思います。今、お母さんを怒らせたほうが、長期的なスパンで見れば被害が少ないのではないでしょうか。
遠距離介護において重要なのは、自分が同居したり、頻繁に帰省しなくても、親が安心&安全に暮らしていける環境を整えること。介護目的のテレワークを行うと、時間の経過とともに介護にかかる時間が増え、介護離職に繋がりやすいといったデータもあるので、個人的にはあまりオススメできません。さまざまな見守りサービスもあるので、積極的に活用してみましょう。
最近は帰省する日が近づくたびに憂鬱になっていたんですが、すべて私が抱え込む必要はないんですね。
怒り狂うであろう母と向き合うのは少し怖いですが、私や夫の幸せや、二人の夢である子どもとの暮らしを手に入れるため、勇気を出してみようと思います。
おそらくですが、お父さんはちゃんと話をすれば理解してくれそうなので、まずはお父さんと二人のときに、ご自身の気持ちを率直にぶつけてにてはいかがでしょうか。
その後、お母さんを交えての話し合いの際、お父さんに味方になってもらえたら、かなり助かるはずです。







