認知症の周辺症状の一つなんでしょうが、母が「お前(相談者)が知らない人を家に連れ込んでいる」「私(母)をからかい、物を隠したり場所を変えている」と言って聞きません。本当に対処に困っています。
最初から否定せずに、「どんな人?」「何歳くらい?」などと質問して、ある程度話を合わせていたら、いつの間にか私が嫌がらせをさせているという解釈になってしまいました。最近では「私を家から追い出すために嫌がらせをしているんだろう!」ということを言い出しました。ここまで妄想が進んでる場合、何か良い対応方法はありますか?
認知症による症状のなかでも、実際に存在しないものが見える「幻視」が出ているのであれば、レビー小体型認知症である可能性が高そうです。
【参考動画】
【徹底解説・4大認知症③】レビー小体型認知症の原因・症状・治療法・患者との付き合い方
「被害妄想」はアルツハイマー型認知症や、脳血管型認知症でも頻繁に起こりがちですし、理詰めで説明を求めていくと、次から次にありもしないウソの話を続けて本人なりにつじつまを合わせようとする「作話」が出がちです。
こうした人に対して、「話せばわかる。説得できる」と考えるのは間違いだと私は思います。認知機能の弱ってしまった人に対しては、まずは落ち着いて暮らせるように誘導するのが良いかと。「いったん話を合わせて、別のことに気をそらせる」感じですね。具体的には、下記のような感じです。
1.「変な人がいるんだ。一緒に追い払いに行こう」と言って、お母さんと一緒にその場所に移動する。
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2.誰もいないので、「逃げ足が速いなぁ。今度見つけたら、ちゃんと追い払ってやるから、安心して」と伝える。
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3.「おいしいおやつを買ってきているから、まずは休憩して一緒に食べよう」と、誘う。
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4.おやつを食べながら「遠足のときに、おやつを買いに行ったのが楽しかった」などと、思い出話に誘導する。
参考動画をご紹介しますので、時間のあるときにでもご覧ください。
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認知症の親との関係性を改善!「感情のポイント制」のかんたん実践方法
認知症の親とのコミュニケーション術① 頭ごなしに否定せず、共感や感謝の言葉をかけよう
認知症の親とのコミュニケーション術② 気持ちに寄り添いつつ、ときには賢くそらそう
認知症の親とのコミュニケーション術③ できることに合わせつつ、プレッシャーを避けよう




