介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第215回 グループホーム見学記・追記(2007年3月20日)

先日「タクさんのためのグループホーム見学記」を書きましたが、当時(5年位前)まだ見学したグループホームがありました。
ここはできたてホヤホヤの施設をオープン前に友人と見学しました。
オープン前に友人は申し込みをして、その後すぐ母親が入居。
介護度が上がった現在も入居継続中です。

◆グループホームE
【施設概要】
タクさんがいた特養の社会福祉法人が運営。
タクさんの特養とは同じ市内だが、全く別の地域にある。
鉄筋4階建てで、上階はケアハウス。
1階が1ユニット9名のグループホームと家族などが利用できる広い食堂兼ホール。
この法人のとても広い敷地内に様々な福祉施設があって、その一角になる。
建物の前には川に沿った桜の遊歩道があって、環境はとても良い。
広いオープンダイニング(IHヒーター設置)と食堂兼リビングは床暖房。
それを囲むように各居室があり、居室はフローリングでゆったり。
居室にはベッド、大きなクローゼットなど、最新の設備で至れり尽くせり。
トイレは共用。洗面は各居室ごとだったかな?
風呂は一般家庭と同じタイプ。
最新で至れり尽くせりの設備が良いとも限りません。
しかし、新しい施設で予算が可能なら、そうなるのは当然のことでしょう。
しかし、この当時、人件費採算の関係で夜勤者はおらず、夜の警備のための宿直のみ。
そのため要介護3程度までで、夜の心配がない人との限定があった。
そのため、タクさんは入居者対象に入らず、止む無く断念。
後に夜勤体制が出来て、多少介護度が上がっても対応できるようになった。

【日常生活】
介護度が低めの方のホームなので、食事作り、洗濯などできる人は行う方針。
建物ホールで定期的にボランティアの音楽やその他のイベントが多い。
特養が同じ敷地内のため、特養と合同のイベントも多い。
オープン前に見学しただけなので、あとはよくわかりません。
きめ細かい介護がなされていると、その後、聞いています。

【費用・アクセス・その他】
最新の設備でアクセスも悪くない場所。
なのに、費用が安く、当時月々の費用が12万位とのこと。
周辺のグループホームに比べて格段に安い。
入所金はありましたが、そんなに高くなかったはずです。
タクさんがいた特養の社会福祉法人は、費用負担になることは極力押さる方針の法人でした。
さて、このように5カ所のグループホームを見学をして慎重に選んで申し込んだにも関わらず、うかつにも、タクさんに合わないタイプのグループホームに入居させてしまうのです。
それらのことや、グループホームでの生活も今後書きたいと思います。

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