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【第384回】関西でも薬が(2011年3月22日)

ある慢性疾患の方が、いつもは多めに薬を出してもらうのですが、先日は医師から「申し訳ないけれど2週間分しか出せないんです」と言われたそうです。政府からのお達しとのこと。

処方箋薬局の薬剤師さんも「2週間後はどうなってるのか、私達にもわからない」とおっしゃっているそうです。ほかにも同じことを言われている患者さんがいらしたけれど、その方も「はい、わかりました」と納得しておられたそうです。

「痛み分け」の時とは言え長期化すると大変なことになりますね…。もちろん被災地や周辺地域の薬やガソリンや食料の不足のことを思えば微々たる「痛み」でしょうけれど。必要な物が、必要な時に、必要な人の手元に届くことのありがたさをつくづく感じます。今までは「当たり前」だと思っていたけれど「当たり前」ではなかったのだということですね。

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