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【第221回】幕末・明治に(2010年1月29日)

私、幕末や明治に生きた二人の女性のことを、最近知りました。

一人は「大浦お慶」。幕末にですよ、女性がですよ、20代で上海に密航して、製茶輸出事業を思いついて、日本茶を初めて海外に輸出して、製茶産業を育成して、貿易商として冨を手にした…ですって!?その後も波乱の人生のようです。

もう一人は「イザベラ・バード」。開国からたかだか19年の明治の時代にですよ、外国人女性がですよ、一人で(イトーという男性通訳とともに)、横浜から北海道まで馬に乗って旅をして、その紀行(『日本奥地紀行』)が高い評価を受けている…ですって!?

知らなかった!「大浦お慶」さんは長崎では有名みたい。「イザベラ・バード」さんも、旅で立ち寄った地域では有名みたい。私が知らなかっただけかしら?興味深いので図書館で関連する本を借りてきました。『日本奥地紀行』も。

それにしても男尊女卑の時代に、鎖国の色濃い時代に、そんな女性がいたなんて!「ブリ大根」を作りながら、当時の彼女たちの生きざまに思いを馳せていたのでした。過去にいろんな人がいて、いろんな出来事があって、今の私たちがあるんですよね…。

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