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【お悩み075】今後、親の介護に直面するのが怖くてたまらない。

【お悩み075】今後、親の介護に直面するのが怖くてたまらない。のイメージ

現在、父は75歳。母は73歳。ひとり息子の私は、車で2時間ぐらい離れたところで妻と子ども2人の4人で暮らしています。長期休暇の際に帰省したとき、父から「今後、介護が必要になったときにお前に迷惑をかけたくないから、母さんと一緒に少しずつ準備をしている」と聞かされ、急に介護のことが不安になってきました。

介護のゴールとして、死を受け入れる必要があることについて、頭では理解しています。でも、まだまだ元気な両親が、自らの死に向けて準備をしているという事実を、どうしても受け入れることができません。

また正直なところ、いくら両親が事前準備をしてくれたとしても、介護について私の負担がゼロになるとは思えず、不安な気持ちでいっぱいです。

今後の介護に対して、前向きに取り組めるようになるポイント、向き合い方を教えてください。

元気なうちから、今後の介護について備えて、それを子どもにも伝えてくれる。素晴らしいご両親じゃないですか。

ご両親にいつまでも元気で、長生きしてほしいと願うのは当然のことですが、それに固執しすぎると、冷静さを失ってしまうことになります。

まだまだ元気に暮らしている親が、将来の介護を現実のものと受けとめているのを知り、少なからずショックを受けたことはわかります。また、介護について「どんな状況になるのか?」「自分に何ができるのか?」などがわからないことが多く、不安を抱えておられることもわかります。

まず最初にご理解いただきたいのが、人間は「生まれて、年をとって、弱って、死ぬ」ことを、太古の昔から繰り返してきたという事実。順番からいって、人生のどこかで親の介護に直面するのは当然のことです。

そして、介護というのは一時的に頑張ってなんとかするような「イベント」ではなく、日々の暮らしのなかでやっていくべき「当たり前の日常」です。介護に直面した際に無理をして頑張りすぎると、破綻に繋がりやすくなってしまいます。子どもを育てる際に、学校や塾を利用したり、体調が悪くなったら入院させるのと同じように、親の介護では、在宅の介護サービスを利用したり、必要に応じて施設を使うのが当然と考えましょう。プロにお願いできることと、家族がやるべきことを明確に分けるのが重要です。

ご自身が介護のすべてを背負って、苦しむ必要などどこにもありません。そもそも、ご両親が将来的な負担を減らそうと考えておられるわけですから、その気持ちを受けとめ、応えていくのが一番だと思います。

なるべく早いうちに、ご両親と一緒に「人生会議」を行ってみてはいかがでしょうか? これから先の人生のエンディングをどう迎えたいのかを自ら考え、家族などと備えるというものなんですが、親子で一緒に話し合っておくことで、お互いの思いや大切にしていることへの理解が深まり、ご自身の役割や、現実的にできることが何かも具体的に見えてくると思います。

アドバイス、ありがとうございます。

「人生会議」なんてものがあるんですね。今度帰省するときに、両親とやってみます。

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