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【第26回】無駄のない美しい動き(2008年7月4日)

私は一人でランチをしたりカフェに行くのが大好きです。
初めての場所に出かける時は事前にカフェ情報を調べたり、あるいは通りすがりに見つけたお店に入ることもあります。
昨日も、ふと見つけた通りがかりのお店に入りました。
カウンター5席とテーブルが4つほどの小さなお店です。
とても雰囲気の優しいお店でした。

私は一人でしたのでカウンターに座りました。すると、厨房の動きがバッチリ見えるのです。
男性シェフ2人が調理しています。その姿が素晴らしいのです。手が10本あるのではないかと思うほど、複数の作業を華麗にこなしていくのです。
スープを入れながら、メインディッシュを焼きながら、盛り付けながら、別の注文のオムライスの卵を焼きながら、食べ終わったお皿を下げながら、そして帰るお客様のためにドアを開ける!
「無駄のない美しい動き」とはこういうことをいうのかと、ほれぼれしてしまいました。

わが夫がお料理をすると、ガスにつきっきりで「焼くだけ」だったりするので、内心「もう~、その間にお皿だしたりしとかないと~。
男ってのは、一度に一つのことしかできないんだから~」なんて思っていましたが(思うだけで言いませんよ。夫は誉めて育てる!)、それは男女差ではないということに気づきました。
思い込みや先入観はいけませんね。

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