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勤務先の「仕事と介護」両立支援制度

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時間外勤務の制限

時間外勤務の制限のイメージ

家族を介護するために申請を行った場合、事業の正常な運営に支障がある場合を除いて、一定以上の時間外勤務を免除されるという制度です。

時間外勤務の制限の概要

家族を介護するために申請を行った場合、業務の正常な運営に支障がある場合を除いて、1カ月について24時間、1年について150時間を超える時間外勤務を免除されます。

制度の対象者・介護の対象となる範囲など

時間外勤務の制限の対象者、対象の範囲、取得回数などは、下記の通りです。

対象者

要介護状態(負傷・疾病または身体上もしくは精神上の障害により、2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態)の対象家族を介護する従業員(日々雇用を除く)

ただし、以下のような場合は対象外。
・入社1年未満
・1週間の所定労働日数が2日以下

介護の対象となる範囲

・配偶者(事実婚を含む)
・父母
・配偶者の父母
・子
・祖父母、兄弟姉妹、および孫
・上記以外の家族で会社の認めた者

制度を利用できる回数

対象家族1人につき、1回の申し出で1カ月以上1年以内の期間。
※介護終了まで何回でも申し出可能。

時間外勤務の制限の期間は、申請を行った従業員の意思にかかわらず、次の場合に終了する。
1.対象家族を介護しないことになった場合
2.時間外勤務の制限を受けている従業員について、産前産後休業、育児休業または介護休業が始まった場合

時間外勤務の制限の申請・手続き方法

時間外勤務の制限の申請・手続き方法については、勤務先の人事担当者、関係部門に確認してください。

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