親ケアFAQ

「こんな場合はどうしたらいいの?」といった具体的なケースを伴う適切な処置方法やよくあるご質問についてFAQ形式で解説します。
また、より良いサービスを受けるためのポイントや役所での手続き関連の流れなどについてもご紹介していければと考えています。

Q介護保険の手続きについて教えてください。
A65歳になると介護保険証が送られてきますが、介護保険のサービスを利用するためには、保険証を持っているだけでは利用できません。各自治体に申請して要介護認定を受ける必要があるので、詳しくは各自治体にお問い合わせください。
Q急いで介護サービスを受けたいのですが、申請から要介護認定までどれぐらいの日数がかかりますか?
A要介護認定の申請をすると、その間は仮のサービス利用計画(暫定ケアプラン)を作成し、サービスを利用することができます。詳細は各自治体にご確認ください。
申請された日から認定結果を通知されるまでには、およそ1カ月ほどかかるようです。これは、調査や主治医意見書の手配、認定審査会の開催などに日数を要するためです。
Q要支援度、要介護度によって何が違うのですか?
A利用できる介護サービスの限度額が違います。限度額を超えてサービスを利用するときの超過分は利用者が全額自己負担します。
Q介護認定結果に不満がある場合は、どうすればいいのですか?
Aまず認定を行った市町村の窓口に相談し、認定結果について説明を受けてください。それでも納得がいかない場合は、都道府県に設置されている「介護保険審査会」に不服申し立てをすることができます。
不服申し立てを行う場合、要介護認定の通知があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に審査会もしくは市町村の介護保険課に審査請求書を提出する必要があります。
Q介護保険のサービスを利用した場合、自己負担(利用者負担)はどうなるの?
A利用者の負担は、サービス費用の1割となります(9割は介護保険より給付)。ただし、通所介護を利用する際の食費や、施設サービス等を利用する際の食費や居住費、日常生活費などは負担が必要となります。
Q低所得者の場合も介護サービスの自己負担は変わらないのですか?
A所得が低くても無理なくサービスが利用できるように、高額介護サービス費について、低い限度額が設定されます。また、施設入所の場合は、市民税非課税世帯であれば、申請によって食費と居住費の自己負担額を引き下げることができます。
Q介護保険以外にも自治体からの援助はありますか?
A介護保険を利用せずに介護を行っている家族に「家族介護手当て」などと呼ばれる手当てを給付している自治体もあります。そのほかにも自治体独自の介護・生活支援サービスを利用できるかもしれません。詳しくは各自治体の窓口にお尋ねください。
Q介護保険更新(切り替え)のハガキが届きましたが、どうすればいいですか。
A介護保険によるサービスを更新するには、認定の有効期間満了前に、更新申請が必要です。更新申請には、お近くの保健センターか市役所介護保険課の窓口に、「更新のお知らせのはがき」と「介護保険被保険者証」「要介護等認定申請書(主治医の氏名と医療機関名を書いたもの)」を持参してください。
担当のケアマネージャーに代行申請を依頼することもできます。
Q介護保険料を滞納しているとどうなるのですか?
Aサービス費用を全額自己負担した後、申請により後から保険給付分が払い戻される(償還払い)形になるか、給付の一部または全部を差し止められることなどがあります。また、滞納期間に応じて、自己負担額が引き上げられることもあります。
Qケアプランは自分で作成することはできますか?
A毎月サービス利用票を自分で記入し、被保険者証とともに市役所介護保険課に届け出て、確認印を受けることが必要となります。この場合、サービス提供事業者などとの連絡や調整も自分で行うことになります。
そのため、効率的なケアプラン作成は、プロフェッショナルであるケアマネージャーに依頼することをおすすめします。
Q1割払えば、商品が買えるって本当?
A介護保険下で定められている品目が対象で、支払は一旦購入費用の全額を事業者に支払います。購入後、市町村役場介護福祉課または、支所民生係に申請することにより、後からかかった費用の9割相当額が支給されます(償還払い)。ただし、1年あたり10万円までの支払限度額が設定されています。
また、福祉用具販売の指定を受けている事業所から購入した場合のみ介護保険給付の対象となるため、購入前には必ずケアマネージャーにご相談ください。
Q福祉タクシーって何ですか?
A一般の交通機関を利用しにくい高齢者の移動を容易にするための個別輸送サービス。病院への通院や入退院、施設への輸送から日常生活の利用、旅行などに利用できます。料金は、移送(輸送)の対価として支払うもので、各運輸局の許可運賃が適用されます。そのほかに、介護料金やストレッチャー等の特殊な資材の使用料を支払う場合があります。
Q初めて家庭で介護をすることになりました。不安でいっぱいです。
A「地域包括支援センター」というものがあり、ここには保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーなど専門的なスタッフが配置され、高齢者やその家族からのさまざまな相談を受ける総合相談、支援事業を行っています。
ほかにも近隣の居宅介護支援事業所や市町村の福祉担当課、都道府県の高齢者総合相談センター(シルバー110番)が、保健・福祉・医療などの相談窓口があります。
また、全国の行政や民間で開催される「在宅介護教室」などで、高齢者介護に関わる基礎知識を習得できます。
Q介護が大変で、介護する側がバテてしまいそう。どうすれば良いでしょうか?
A介護サービスを上手に利用して、介護する人が介護から開放される時間をつくることが大切です。それは悪いことではありません。長い間介護を続けて行くためにも、介護以外の時間を持つことは非常に大切で、介護の休日をつくることは大切だと思います。
ショートステイ(短期入所)やデイサービス(日帰り)などを活用し、自分の時間を作りましょう。
Q同じ話を何度も聞かされて困ってしまいます。
A「その話は何度も聞きました」などと怒ってはいけません。高齢者は老いの寂しさから昔を懐かしい宝物のように思い、それを話したくて仕方がないのです。認知症の場合でも、同じようなケースが出てきます。
無理してずっと聞き入る必要はありませんが、10分でも15分でもよいので、時間を決めてじっくり聞いてあげましょう。時間がきたら、「また今度聞かせてね」などと上手に切り替えましょう。
Q介助を嫌がって困っています。
A態度や言葉で子ども扱いしてしまい、高齢者の機嫌を損ねているのではないでしょうか? 高齢者は、身体が不自由になっても、認知症の症状が出ても、自尊心は失われていません。
また、やる気と自立心のある高齢者には時間がかかっても余計な手出しはせずに、近くで見守り、必要なときだけ介助してあげるよう心がけてください。

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