介護日記・二人の父の雑記帳 第201回〜

【第246回】特養の難点(2007年6月9日)

父タクさんの特養入所について、実はあまり嬉しくないこともありました。
特養の入所申し込みをした頃、ケアマネさんに特養に入ってからも、デイのプログラムによってはデイに参加ができるのか聞きました。
介護保険の制度上、それは通常できないことだと言われました。
特養ではデイのような小刻みの毎日のプログラムがあって、一日を過ごすのではないことを知りました。
日によってはボランティアさんらが何かレクリェーションを用意したり、行事があることはあっても、特に何もない一日を過ごすことが大半だということを知りました。
事実、施設に入所してしまうと特養でなくても、老健でも同じです。
それは私にとって、かなりがっかりすることでした。

父はデイでの変化のある日常で毎日を過ごしたからこそ、認知症でも生き生き明るく過ごせたのだと思っています。
それがなくなってしまったら、毎日ボーッと過ごすことが多くなって、父はダメになりそうに思えました。
別に費用を負担してもいいからデイへの参加はできないかたずねましたが、できないとのことでした。
レクリェーションの内容によってはデイと特養と合同の内容のものがあるので、その場合は参加できるとのことでした。
音楽関係(皆で歌ったり、演奏を聴くなど)のレクがそれらに当たりました。
今まで入所した2カ所のグループホームでは、同じ施設の同じフロアで行っているデイサービスに入所費用の範囲内で参加できたのは、施設側のご好意からでした。
小規模施設であるグループホームだったから可能だったことのようでした。
特養でもそんな風にできたら良いのに…。

そんなわけで、父の特養入所はあまり嬉しくない部分もありながらの入所でした。
入所当時、父は健脚でお散歩好きだったので、一緒にお散歩をしたいと思っていました。
しかし、私は日中アルバイトがあり、そうそう丁度良い時間に父の元へ通えないので、私の代わりにお散歩ボランティアさんを依頼しましたが、父に合う人は見つかりませんでした。
1対1でなければ「お散歩ボランティア」の日があるのですが、父の場合は認知症が進行していたので、1対1でないと無理のようでした。
また、父の話し相手になってもらうボランティアさんを探しましたが、これも見つかりませんでした。
結局、父本人のことを何もかもわかる家族がするのが最も良い方法でした。
身体介護(排泄、入浴)は施設にお任せして、父との気持ちの触れ合いは家族がするのが最善策と感じ、その路線で行くことに心を決めました。

父の特養は我が家から自転車で約5分と近いのですが、アルバイトがあって日中毎日父の元へ通うことはできませんでした。
しかし、できるだけ父と関わって行こうと思い、それまで通りの何かと融通の利くアルバイトを続けながら、父の特養に通って父との触れ合いをできるだけ多くとることにしたのでした。

【第247回】父の足元エピソード(2007年6月13日)については、こちらへ。

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