介護日記・二人の父の雑記帳 第201回〜

【第226回】ボクサーパンツと片足大作戦【排泄対策】(2007年4月6日)

私がいる特養のユニット(10名)では、前回も書きましたように、トイレで排泄ができる方が三人しかおりません。
うち一人の方は自立されていますが、あとのお二人は認知症で歩行と自立もままならならず、移動は車椅子です。
このお二人は女性で、排泄は全面介助で日中はトイレにて行います。
女性お二人の排泄介助で便利に感じたことを書いてみます。

夜間はご本人の状態に合わせたスーパーウルトラサイズのパッドと、マジックテープの合わせタイプのオムツカバー着用になります。
この特養ではパンツタイプの紙オムツはあまり使わず、費用や扱いの利便性から平型パットにオムツカバー着用が多いようです。
デイサービスやショートステイでは、その方に合わせてパンツタイプの紙オムツも使うようです。
ちなみに、以前実習に行った特養では布オムツを使っていました。
日中トイレで排泄ができる二人の女性の場合、日中はボクサーパンツの下にご本人のタイプに合わせた平型パッドを使用しています。
ボクサーパンツは一般に販売されている男性用とほぼ同様の物で白の綿素材。
伸縮性があるのでパッドを中に入れてもパッドがあまり動かず安定しています。
運動量がなく、ほとんど車椅子しか使わない方だから可能なことかもしれません。
私は父のことしか知りませんでしたので、女性でもボクサーパンツとパッドの併用が、こんなに具合の良いものだと初めて知りました。
紙パンツより安価で取り替えもし易いですね。

ところで、一番外側のズボンが何ともなく、パンツだけが濡れてしまった場合、パンツを取り替える時の便利な方法を知りました。
スボンを全部脱いで取り替えるのは、ご本人も介護者も大変です。
そんな時は片足だけ脱ぐ、片足大作戦で!!

1.トイレの便座に座って頂き、片足Aからズボンとパンツを全部脱いでもらいます。
2.片足Aは何も履いていない状態です。
3.ズボンを履いている方の片足Bから濡れたパンツを脱ぎます。
4.片足Bはズボンを履いている状態です。
5.ズボンを履いている片足Bに、被せるように新しいパンツを履いてもらいます。
6.何も履いていない片足Aに、新しいパンツとズボンの片足を履いてもらいます。
7.これでズボンを全部脱がなくても、パンツの取替えが完了します。

しかし、これは伸縮性ある肌着のパンツだからできること。
紙パンツの取替えの場合は、気をつけないと履くときに紙パンツが裂ける場合があるかもしれません。
ヘルパーの講習の時にも聞いていないので、もっと前に知っていたら、タクさんのパンツの取替えの時に便利だったのに…と思いました。
私はこの特養で働き出してこの方法を初めて知りましたが、すでにご存知の方もおられるでしょうね。
こんなことも初めて知った新米の介護職の私でした。

【第227回】イズさんも認知症らしい(2007年4月9日)については、こちらへ。

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