介護日記・二人の父の雑記帳 第201回〜

【第225回】特養の担当ユニットの様子(2007年4月4日)

まだ仕事に就いて1週間経たないのですが(仕事をして5日)、もう2回目の休日です。
当初のパニック状態から落ち着き、少しずつ様子が分かってきました。
体はあちこち筋肉痛です(笑)

ところで、私の担当のユニット10名は、おひとり以外は車椅子生活かほぼ寝たきりの方です。
おひとりだけほぼ自立されている方がおられますが、なんと95歳!!
10名のうち3人が口からお食事ができず、お腹に穴を開けて管を通した「胃ろう」という経管栄養の方。
その3人のうち、おふたりは意識もほとんどなく完全に寝たきり。
ほぼ自立のおひとり以外は全員オムツ使用で、オムツもパンツタイプでは対応できず、
平型タイプのオムツでオムツカバー使用の方々です。
そのうちトイレで介助付きで用が足せるのはふたりだけ。
自室のポータブルに介助して用が足せる方がおひとり。
薬も全員毎食あって、介助しないと飲めない方ばかり。
痰の吸引が必要な方、寝たきりで動尿されている方、経管栄養、熱が出やすい方、
間違うと大変な薬。

ひとり以外は全員、ベッドからひとりで起き上がれず介助が必要で、
一日に何十回もベッドから起こして車椅子に。
車椅子からベッドに移って頂いて、ベッドでオムツ替えの繰り返し。
それでも、経管栄養の3人以外は食事は皆で一緒に食堂兼リビングでします。
そのため、ベッドから車椅子に移乗して頂き、
車椅子を押してリビングへお連れすることに明け暮れます。
その間に様々な仕事が次々にあります。
また、認知症の方は3名。
うちひとりはほとんど話ができず、表情も乏しく食事もかなり介助が必要。
ひとりは温和で色々お話されますが、聞かれたことに答えられる状態ではなく、食事は全介助。
もうひとりは、結構わかっていらっしゃいますが、薬の影響なのか、暴言・暴力がある方で経管栄養の方。
他にも、統合失調症の方、全盲の方、パーキンソンの方、
糖尿病の方と様々な入居者の方々がいらっしゃって、病気のデパートのようです。

このユニットはほぼ、病院の入院患者さんに近い状態の方ばかりです。
まだマンツーマンで仕事を覚えている段階なのですが、日によって指導者が違います。
ある先輩が、
「えすえさんはお年寄りとよくコミュニケーションが取れているので大丈夫だ」とおっしゃってくださいました。
まだまだ未熟でできないことだらけなのですが、お年寄りに接する時には笑顔になれるんです。
元気に話しかけることができます。
自分でも不思議なくらいです。
お年寄りと明るく楽しく接すること、職員の方と会話することが私のストレス解消になっているようです。
少しの合間に認知症のおふたりと一緒に歌を歌いました。
お話もままならない方々なので歌ってはくださいませんでしたが、うなずいて聞いていらっしゃいました。
私自身も歌うことで、とても気分良くなれました。
最初はよく知っている父がいたユニットと違って、大変な所にきちゃったと思いました。
父がいたユニットは認知症でも、トイレに誘導すればトイレでできる方や、
寝たきりの方はひとりぐらいしかいらっしゃらなかったので。
少し様子がわかってきたら、
ここのユニットができればどんなケースでも対応できるようになれそうだと前向きに思っています。

面白い話もあるのですが、それはまた別の機会に。
両父の話題から遠ざかっていますが、もう少し落ち着いたら父のこともまた書きたいと思っています。

【第226回】ボクサーパンツと片足大作戦【排泄対策】(2007年4月6日)については、こちらへ。

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