介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第220回 イズさん大噴火!!(2007年3月26日)

今日(3/25)、イズさんのホームへ1週間振りに行って来ました。
先週はハワイアンバンドが来て楽しく過ごしましたが、実は色々イズさんに関するトラブルがありました。
その前の週にもちょっとトラブルがありました。
今日は今までのトラブルの総仕上げ日となってしまいました。
トラブルと言っても、誰かに迷惑を掛けたりしたわけではないのですが…。

イズさんの話すことは、ますます頭の回路が壊れちゃって…どうかしています。
認知症じゃないのに、結果的にはまるで認知症の人のようです。
もしかして、認知症の始まりなのかも??
なんて思いたくなってしまうくらい、回路が壊れちゃっています。
イズさんは大噴火。活火山状態でした。
私が来る前から活火山でベッドに潜り込んでいたようです。
色々イズさんと話して、私も今回は頭に炎がメラ・メラ・メラ~×◆△#&■×
私は言わなくてもいいことまで言って、爆発してしまいました。
イズさんと対等にやっちゃいました。
ダメですねぇ、私。

認知症だと思って対応すれば良いのかもしれませんが、認知症じゃないしできませんでした。
それに、タクさんのように実父ではないので、また思いも少し違ってきます。
イズさんと話しをしながらも、入れ歯を磨いて、部屋の掃除と洗濯をして、
ホーム長さんやチーフの職員さんに伝えるべきことは伝えて、さっさと帰って来ました。
おやつと飴もテーブルに置いてきました。
カラオケなんて、するどころではありません。
それでもホームに1時間半位はいました。
ホームまで往復2時間はかかります。
ずーっとベッドに潜り込んでいたイズさんでしたが、帰り際、私とホーム長さんが玄関脇で話していたら、いつのまかそばへやって来ていました。
悪いと思って見送りに来たようでした。

結局、イズさんはこのホームが嫌だということなのです。
昨年12月までいた老健は良かったそうです。
そんなに嫌なら、出て自宅に戻りましょうと私は言いました。
帰り道、憤りも冷めた私は、引き返して楽しくカラオケでもイズさんとやって、仲直りしようかとも思いました。
でも、私も今日は他にしなければならないこともあるし、「イズさんにばっか、合わせてられないよ~!」と思ってそのまま帰りました。
帰宅して夫に今日のこと、それに関連する最近のことを話しました。
このホームを出て自宅に戻って、元のように一人暮らしをするしかないでしょうと言う結論に達しました。
一人暮らしになったら困って、またイズさんの考えも変わるでしょうと。
夫は珍しく私の話しを聞いてくれて、全て話を受け入れてくれました。
こんなこと、滅多にないことです。
そして、夫の兄(長男)に連絡を取りました。
自宅に戻った場合、そして今後の見通しについてはある程度目鼻がついています。
夫の兄の意見などを含め、今後どう展開していくか…。
回路の壊れたイズさんのこと、次にホームへ行った時には、またとんでもないことを言いそうです。

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