介護日記・二人の父の雑記帳 第201回〜

【第212回】タクさんのためのグループホーム見学記(2007年3月16日)

先日、「タクさんのための特養見学記」を書きましたが、この頃(今から4年位前)、特養よりは待機者が少なく入りやすいグループホーム探しも同時進行させていました。
あくまでも、特養の待機のための施設利用目的でした。
そして、後にその中の「A」と「B」に入居することになります。
見学した施設は我が家は車がないため、入居してからも私が自転車で行きやすい場所に絞りました。

◆グループホームA
【施設概要】
ここはタクさんが住む市の広報誌に入居者募集(空き室)が載っていたので存在を知る。
隣接する社会福祉法人の病院が運営母体なので、病気や入院の場合に少しは安心。
この法人は他にも特養や長期療養施設なども運営。
鉄筋の建物の1階がグループホームとデイサービス。上階はケアハウス。
当時築1年位。1ニユットで9名。
部屋は6畳より少し広めのフローリングで洗面所付き。
ベッドやゆったりした椅子&テーブル、チェストが揃っておりまずまずだが、食堂と廊下が狭い感じ。
家庭的な温かさや明るさは殆ど感じられなくて、会社の寮のような感じ。
廊下を挟んで両側に居室があるため廊下が暗い。
室内でもお散歩好き(徘徊のこと)のタクさんに、食堂と廊下の狭さが気になった。

【日常生活】
食事はケアハウスと共通の厨房で作ったものを食べる方式。
時々女性入居者は職員と一緒にお菓子作りなどもする。
デイへの参加もOKとのこと。入浴はデイと共用の広い一般浴。
施設長さん(女性、50代位)は気さくそうな方。
珍しく若い男性職員が妙に多いのが気になった。
【費用・アクセス・その他】
退所時に精算して返却されるが、入居金は50万円とちょっと高め。
月々の費用はこの辺では普通の20万円位。
グループホームとは言え、内容的にほとんど特養と同じ。
食事作りや家事が出来ないタクさんにとっては、その方がかえって良かった。
一緒に見学した友人は切羽詰っていたので申し込み、私はその2番手に申し込む。
私の家から自転車で25分位。他に電車で行く方法もある。

◆グループホームB
【施設概要】
見学した施設の中で雰囲気、施設の構造やレイアウト、など申し分なかった。
鉄筋平屋建てで高い天井に吹き抜けがあって、伸び伸びと明るい。
周辺は住宅街だが、少し先には畑など。
当時開設1年目で有限会社組織。タクさんの市内にある。
高い天井に吹き抜けのある広いリビング兼食堂は、日中過ごすのに居心地良さそう。
そのリビングに面して各居室や共用トイレがある。
フローリングの広めの6畳の部屋にベッドと布団、広いクローゼットとカーテン有り。
洗面所は部屋になく浴室近くの共用洗面所。
入浴は一般家庭と同じ個人浴。

【日常生活】
施設長(女性、30代)さんのお話から、より良い介護を目指しているのが伝わる。
デイサービスを併設しており、デイへの参加ができる。
急病などの対応は日勤の看護士が一人いるが、家族が病院に連れて行くのが原則。
食事は食事まかない兼家事専門(洗濯・掃除)の年配女性が専任。
オープンのキッチンは出入り自由で、食事作りや家事に参加できる女性入居者が何人かいて、配膳など楽しくやっている。
散歩を兼ねて食材の買い出しも皆で歩いて行く。
地域に開かれた施設という感じがあった。

【費用・アクセス・その他】
入居金は20万。退所時に精算して返却される。月々の費用は一般的な20万弱位。
介護保険が目指すグループホームの典型。
入居は地元の市民優先だが、状態により市民に関係なく可能。
よってタクさんは地元なので優先組。
上記のグループホームAと比較的近い場所。
私の家から自転車で20分位。他に電車で行く方法もある。
第一希望のホームだが、待機者がすでに2名位いたので、最低1年以上待つ可能性があったが、申し込む。
申し込み時に本人との簡単な面接もあった。(自宅に訪問された)

◆グループホームC
【施設概要】
特養見学記に書いた特養Aと同じ社会福祉法人で、特養から徒歩5~6分の場所にある。
傍には公園や散策に良さそうな川があって環境は良い。
鉄筋3階建てで、元社員寮を改築した建物。
3ユニット27名。
共用トイレは狭く、自立者向き。
食堂兼リビングもごちゃついた感じだけが目につく。
居室には用意された物は何もないので、全て持ち込みになる。
居室は畳み敷きで狭く、畳での生活はタクさんには考えられなかったので、この施設はパスしたい雰囲気。

【日常生活】
以前、男性入居者で乱暴な方がいて、女性入居者が怖がったことがあり、あまり男性の入居は歓迎されない雰囲気。
当時、全員女性入居者で、和気あいあいと良い雰囲気。
施設長さんは(60代男性)で、ビルの管理人さんタイプで、きさくな方。
あまりその気がなかったので詳細は覚えていない。

【費用・アクセス・その他】
確か入居金はなかったような気が。月々の費用も一般的な20万弱位。
私が住む市内だが、我が家から自転車で20分位で、他にはタクシーを利用するしか手段はなく不便。
ほとんど乗り気ではなかったが、待機者が一人位?(記憶が曖昧)だったため申し込む。
7~8ヶ月後に入居可能の知らせがあったがキャンセルする。

◆グループホームD
【施設概要】
私の住まいに隣接している市内にある。
木造2階建てで、よくある街のアパート風。2ユニット18名。
建設関係の会社が運営している株式会社。
東京、埼玉方面にグループホームやデイを続々とオープンさせている。
元々が建設会社という所はケア面はどうなのか少し心配だった。
各居室は畳が3畳とフローリングの和洋折衷型。
これはタクさんには合わない感じ。
家具類はないので全て持ち込み。

【日常生活】
食堂兼リビングの雑多な感じや雰囲気がタクさんに合いそうもなかった。
廊下なども狭く、全体的に伸び伸び感がなかった。
女性同士なら和気あいあいで、女性向きの施設という感じ。

【費用・アクセス・その他】
入居金は何十万かあり、月々の費用は一般的な価格だったような気が…。
自転車で我が家から15分位。他にバス利用が可能。
場所的には悪くなかったが、庶民的過ぎたのと、ごちゃつき感が気になり、申し込まず。

【第213回】お年寄り事情も世につれ(2007年3月18日)については、こちらへ。

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