介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第200回 壊し屋?イズさん(2007年3月1日)

先日の日曜日にイズさんのホームへ行ってきました。
葬式の報告などをしながら、いつものように部屋の掃除などをしてきました。
前回、電気髭剃りを渡したのでどんな様子か聞いてみると、イズさんは早速壊してしまったのです。
あちゃ~!!
認知症のタクさんは、物を色々壊しましたが、認知症じゃないイズさんまでも…(汗)
昨年、老健にいた時は自慢じゃないけど目覚まし時計を壊しました。
「安物買うからだ」と、イズさんに言われてしまいました。
確かに100円ショップの時計でしたが、壊れた原因は金額に関係ないことでした。
今回壊した髭剃りは壊したというか、使っていたら壊れてバラバラになり、どうしたら良いかわからなくなったようです。
危ない、危ない!

その時の様子を聞くと、原因はわかりました。
イズさんの使い方が悪かった。
イズさんは理工系の人間なんですがねぇ…。
長年、旧国営鉄道の開発関係をやっていたし、鉄道学校で教鞭もとっていたのに。
その仕事の経過と成果の本を出した程の人なのに。
こんな簡単な作りの物を直すこともできなくなっちゃうなんて…(泣)
目覚まし時計や電気髭剃りぐらい、壊したりしないで使えないの?!
私がすぐ直して、今度は変なことならないようにしておきました。
「今度変だったら、男性職員さんに聞いた方がいいよ~♪」と一言付け加えて。
認知症でなくても、結果的には認知症と同じようです。
がっかりです。
でも、私はがっかりした様子など見せず、対応は認知症と同じにしましたが、がっかり…。
この電気髭剃りは、昨年タクさんが入院時に病院から指示されて買ったもので、それ以外には使ってないのでイズさんにあげたのでした。
老健にいた時は髭剃りをしてもらっていたようで、まあまあ綺麗にしていたのですが、このホームに移ってからは滅多に髭剃りしない様子。
自分でできるんだからすれば良いのにしないから、いつも汚い感じで私はとても嫌なのです。
それでラクにいつでもできるように電気髭剃りを用意したのですが、早速やってくれました(汗)

さて、いつものカラオケですが、イノシシ年女さんとトラブらないように配慮しながら皆で楽しもうと張り切っていたのですが、イズさんと二人だけで40分程度楽しんだだけでした。
始めた時間がいつもより遅かったので、皆さんカラオケには集まらなかったのでした。
注目のイノシシ年女さんとは、廊下ですれちがっただけでした。
二度あることは三度ある。
次にイズさんが壊してしまう物は、さて??(苦笑)

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