介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

戻る

第173回 その気になればできるもんだ!!(2007年1月20日)

最近、イズさんの話題から離れていましたが、先日もイズさんの有料老人ホームへ行って色々なことがありました。

以前、イズさんが「弄便(ろうべん)?!」という出来事を書きました。
認知症でなくても、そんなことがあるという話でした。
あの時、あちこちに付着していた物は綺麗にしましたが、
シーツだけは止むを得ずそのままにしてきてしまいました。
とても気になっていたので、洗い替え用の冬用シーツを買って、次回に持って行きました。
汚れたままのシーツは洗うつもりで、張り切って面会に行ったのでしたが…。
そしたら、なんと!イズさんは自分で洗濯機で洗って、ベランダに干したそうなのです。
ただ、ベッドメイクはできず、職員さんがやってくださったそうでした。
それをイズさんから聞いて「有り得な~い!!」と、私は心の中で叫びました。
「本当にイズさんが洗濯したの??」
「したよ~!!」と得意げなイズさん。
「なんだ!やればできるじゃないの!でも、ちゃんと干せたのかな??」と、不安な私の心。
その気になればできるもんだ!!
イズさんが自分で洗濯するのは、一体何年ぶりのことでしょう??
しかも二槽式の洗濯機しか使ったことがないのに。
その後、別の日にもトイレが間に合わなくて、衣類を汚しちゃったそうですが、
これは職員さんに言って洗ってもらったとか。
さりげなく、さらりと明るく話すイズさんでした。

いつも飲んでいる下剤ですが、時々食べ物との相性が悪くて、トイレに間に合わなくなるようです。
イズさんの場合は、納豆を食べた時、危ないとか。
「あの薬は時々そういうことがあるから、汚れた時は遠慮なく職員さんに言っていいのよ~♪」
と私も調子を合わせました。
この一件では、「要支援2」の実力を見せつけて、非常にご機嫌なイズさんでしたが、
そんな良いことばかりではありません。
イズさんの話題はまだまだ有りますが、長くなるので次回に。

親ケア.comオンラインサービス「繋がる」
おやろぐ