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介護日記・二人の父の雑記帳

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第168回 タクさんの冬の寝具(おねしょ)対策 前編【認知症中期】(2007年1月13日)

以前、「タクさんの防寒対策」を書きました。
今回は、その続編としての「冬の寝具対策」です。
認知症中期のタクさんとして、まず欠かせないのは「おねしょ対策」です。
毎晩でしたし、特に冬は量も多くなります。

実は、私の息子は小学校6年の2学期頃まで毎晩おねしょをしていました。
体格は小さい方で、男の子でお尻が小さかったため、「オヤスミマン」なる幼児用紙パンツが履けて、ずっと利用していました。
オヤスミマンも漏れましたし、濡れても気付かず息子は平気でぐっすり眠っていました。
夜尿症には睡眠サイクルとホルモンのため起こさないことが良いされており、漏れていても起こしませんでした。
おねしょが息子にとっては当たり前と考え、息子を怒ることもありませんし、私自身、たまに心配になりましたが、ほとんど気にしないように努めました。
息子もおねしょで悩んでいる素振りはありませんでした。
布団におねしょパッドはいつも敷いていました。

おねしょパッドは洗っても乾き難く、しかも長く使っていると匂いが残るようになりました。
オヤスミマンは不経済なので、布の夜尿症用パンツを使ったこともありました。
しかし、おねしょパッドと同じで乾き難く、匂いが残るようになったので使うのは止めました。
この息子のおねしょが普通の子供よりずっーと遅く、自然にやっと無くなった頃(小6の2学期)、入れ違いにタクさんのおねしょが始まりました。
ああ、私の人生は「おねしょ対策の人生か?!」と思ったものです。
タクさんのおねしょ対策は、息子の経験が役に立ちました。
この記事を今は成人した息子が見たら…怒るでしょうね(笑)
長くなるので後編に続きます。

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