介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第152回 しゃれっ気がない人へのクリスマス・プレゼント(2006年12月25日)

クリスマス・イヴの今日は有料老人ホームのイズさんの所へ行きました。
イズさんはタクさんと違って身の回りの物には興味がなく、しゃれっ気が全くない人です。
衣類などを買ってきても「そんなに要らないよ」という人です。
私は汚い爺さんに思われるのは嫌で、いつでも小綺麗な物や若々しく見える物を身につけていて欲しくて買うのですが、あまり歓迎されないので自然と買わなくなっていました。
でも、イズさんには冬の帽子がないので、プレゼントとして買って持っていきました。
イズさんは面倒がないように実用本位の丸刈りなので(もっと普通に伸ばして欲しいのに)、冬の帽子がないと寒いのです。
イズさんが持っていないものを用意したので、今回は喜んでもらえました。

「お菓子もいらないよ」と言われていましたが、クリスマス・イヴだから、ホームで出されて重なってもいいように、とても小さいケーキを持って行って一緒に食べました。
私が来た時はまたまたベッドで寝ていました。
ケーキを食べる時も、そばのテーブルで食べるように誘ったけれど、ベッドで食べました。
イズさんにはベッドだけあれば何もいらない様子です。
これでは入院患者と変わりないではありませんか!
せっかく、広い部屋なのに。
着替えるのが面倒なので、パジャマは着た形跡がないし、毎日同じ服でそのまま寝る模様です。
入浴は週1回でいいと言って、その時に肌着を替えるかどうかも怪しいです。
髭剃りも週1回の入浴の時しかしない様子でいつも不精ヒゲです。
嫌だな~こんなバッチイ爺さんじゃ。
もっと、小綺麗にして欲しいのに。
まあ、気になる点は色々あるのですが、勿論私からは何も言いませんが…。

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