介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第151回 タクさんの納骨(2006年12月24日)

今日はタクさんの四十九日法要と納骨でした。
暖かく良い天気に恵まれました。
父は天気が良い日にお出掛けだと「俺は心がけが良いからな~♪」と、認知症になっても決まって言ってました。
お父さん、私達と一緒の最期のお出掛けが良い天気に恵まれて良かったね♪
とうとう、父はお墓の中に入ってしまいました。
あっけないです。
ついこの前まで、元気に生きていたのに、本当にお別れです。
でも、父は、この雑記帳の中では生き続けているもんね~♪
と言ってみたものの、何だか怨念でも持って生き続けているみたいで、ちょっと不気味かも。

お墓のカロートは父の骨壷を入れたら、あと2つ入れられるかどうかの満員状態。
ご先祖様の骨壷がたくさん入っているのです。
少しずつ詰めて、父の骨壷を入れました。
納骨の時、私はうっかりしていたことに気付きました。
父の骨壷に名前を書いておくのを忘れていました。
たくさんあるので、骨壷には全部父が名前と没年月日を書いていたのです。
そのことも知っていたのでしたが、父の骨壷についてはうっかりしました。
私が亡くなってしまうと、父の骨壷がどれか分からなくなるかもしれません。
仕方ない、次にお墓を開ける時、名前を書くしかないですね。
ということは、次に誰かが亡くなる時ってことですね…。
次に亡くなってこの墓に入るのって…弟か私しかいないじゃない(笑)

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