介護日記・二人の父の雑記帳 第101回〜

【第145回】イズさんの部屋に隙間風??(2006年12月11日)

先日いやいや、イズさんの有料老人ホームへまたまた今日行ってきました。
ホームは何たって陸の孤島ですから、前もって色々買物して、今回もホームから徒歩10分にあるコンビニで仕上げの買物。
イズさんのワンパック酒やおやつを買って…。
夫と共にテクテク、テクテク、大根畑とキャベツ畑を横目にしてたどり着きました。
ホームに入ったら、ちょうどイズさんが廊下をこっちに向かって歩いて来たところでした。
壁の手摺りにつかまって、片足をスルーリスルーリ引きずって、滑るような歩みです。

◆隙間風??
自室へ一緒に戻って、イズさんのこの1週間の出来事を聞きながら、早速私は洗濯機に汚れ物を放り込み洗濯機を回します。
「あのねー。隙間風が入って寒いんだよ」とイズさん。
「隙間風??窓際だと少し温度が低くて寒いかもしれないけど、隙間風は入らないよ~」と私。
「そんなはずないよ。隙間風が入るんだから!」と反論するイズさん。
念のため、部屋中眺めてみるけれど、そんなことはない。
「24時間換気のこれは、開けておくと隙間風が入って寒いから閉めてるんで、風なんか入らないよ。ここ開けないでね」と夫。
夫が言うと、効き目ありでおとなしくなるイズさん。
はて??隙間風って、もしかして、エアコンが噴出す時の風のこと??

◆風が強いので入浴は延期??
「隙間風が入って寒いから、今日、お風呂に入ろうかと思って…」とイズさん。
お風呂は一応、火・金の予定らしいが、予定は未定らしい。
まだオープン当初のごたごたで。
一昨日の金曜は風が強かったからお風呂は止めて、昨日も止めて、今日入ろうかと思っていたらしい。
何で風が強いと入らないの??
露天風呂じゃないのに。
イズさんの自宅のお風呂は隙間風入りまくりだったけど…。
で、隙間風が入るからお風呂に入りたい。
寒いからお風呂で温まりたいってことらしいけど…。
今日は入浴の手伝いをしている時間はないので、今度ね~と、心の中で言う私。
やれやれ、思ってた通り、老健にいるのと違って手がかかるわ。

◆やっぱり、メチャクシャ!!
この1週間に1回だけ入浴したそうです。
でも、着替えや使うタオルの準備は全部イズさんがしたらしく、めちゃめちゃになっていました。
バスタオルは全然使ってない。
入浴に使ったと思われるビショビショになった普通のタオルが、2枚重ねて流しのタオル掛けに掛けてありました。
足拭きマット用の厚手タオルは「バスマット」と書いておいたのに、洗面所の洗顔タオルとして使われていました。
タハ~~!これはこれ、あれはあれ、と言っておいたのに、やっぱりめちゃめちゃになってた…(汗)
たんすの引き出しを開けると…や・っ・ぱ・り!!
肌着類がぎっしり、くしゃくしゃに詰まってました。
「これ誰が入れたの?」と私。
「私ですよー」と、ちょっと口を尖らせたイズさん。
イズさんは衣類を畳むって行為が全くできない人なんです。
老健にいた時もそうでしたが、週2回行って、いつも使いやすく直していたので問題はそうなかったのですが…。

◆妻まかせの妻がいなくなると…
洗濯物を取り込んで、畳んで、所定の場所に仕舞うことは職員さんがやってくれなかったようでした。
そうですよね~「要支援2」だったら、そのくらいできなきゃね。
時間はたっぷりあるんだし。
でも、イズさんは全くそういうことが、元々できないんですよ。
全て妻まかせの人だったから。
今更教えても覚えられないし。
私が忙しくなくて、週2回行けたら、あまり問題ないんですが…。
この件、職員さんに伝えておくつもりでした。
が、訪問理美容の件のやり取りをしていて、職員さんに伝えるのをすっかり忘れてしまいました。
ふぅ~~、O型だけど、きちんと派の私には見て見ぬふりが、ちょっと辛い。
さて、ホームの出来事、この続きはまた明日に。、位牌を購入したお店で、今日は仏壇を見てきました。
ここは父の葬儀をやった会社でもあり、我が家から本社(本店)が割合近いのです。
この葬儀屋さんは葬儀から仏具関係、メモリアルに関することは何から何まで手掛けていて、介護に関することもやっています。
私はこの葬儀屋さんの会員になっているので、色々と割引や特典があります。
昨年頃から、父の先が長くないと感じていた私は、葬儀関係のことを考え、いざというときに慌てないように、葬儀屋も決めておきたいと思っていました。
父の性格に似た私は、用意周到にしておきたい性質(たち)なのです。

ネットや本で葬儀関係のことや葬儀屋のことを色々調べ、今年の春、この葬儀屋さんの会員になりました。
昨年秋、父がちょっと危なくなって、緊急に病院へ行った時は正直ビビリました。
葬儀屋さんのことを調べていたのですが、まだ決めかねていた時期だったから、「まだ決めていないのに、こんな時に死なないでね~」と思ったのです。
危ない時にそんな風に考えるのは邪道かもしれません。
実際、父の傍で父に声を掛けたり、水を飲ませてあげながら、かたや冷静に考えざるを得ませんでした。
だって、父のことを本当に思うってことは、現在の体の状態は元より、先々の状態、もっと先に訪れるかもしれない最期の時や、葬儀を考えることも、親の全てを考える…ってことに繋がるわけですものね。
私は昨年辺りから体力低下が見られる父の状態を目の当たりにして、そこまで、いつも考えていました。
「覚悟する」ってことは、そういうことですよね?

父のことに関して、父の志を尊重しつつ、全て責任を持って執り行いたいと思っていました。
それは、父の生涯を思うと、そうしなくてはいられなかったからです。
こんな気持ちになったのも、父の面倒を長く看て、父の本当の心をつかめるようになったからでしょう。
父を介護して、父に寄り添って歩めたお陰で、やっと父の心を理解できたと思いました。
そのせいでしょうか?
母が亡くなった時は私も若かったせいもあり、母が早死にだったことも加わって、散々泣きました。
しかし、今回父のことでは、父に申しわけないくらい、全く泣くことはありませんでした。
母が24年前に亡くなった時、父の手助けをしながら2回も葬式をして、結構大変だった経験から、費用もやり方も納得できる葬儀にしたいと思っていました。
母は大晦日の前日に亡くなったため、色々と通常通りにはことを運べず、「密葬」と「本葬」の2回の葬儀、しかも、それぞれ違う場所で行ったのでした。
父の葬儀は考えた通りの内容で、予算通りの明朗会計、不満な点はありませんでした。
葬儀屋さんも非常に良い方ばかりで、葬儀後の色々なことも相談に乗ってくださったりで、この葬儀屋さんの会員になって良かったと思っています。
ちなみに、この葬儀屋さんは結構大手でテレビでもコマーシャルをやっています。(東京だけかも?)
そういう所ってどうかな??料金が高めじゃないかな?細かい配慮はあるかしら?
などの心配もありましたが大丈夫でした。
葬儀関係について、自分が事前に知識を持ってきちんと判断できれば、必要以上に費用を掛けたり、見積もりと違うなどの行き違いは起こらないことを身を持って体験しました。
この葬儀屋さんの会費は5万円で1度納めるだけで、他は何も要りません。分割もできます。
この5万円の会費で、直系一家族に有効で、しかも代々受け継ぐことができます。
今は私が会員で、私の父、夫、子供に有効です。
夫の父は私の義父になるので無効なのですが、父のことが全て片付いたら、夫の名前に会員の名義変更すると、私の義父の葬儀にも有効になるので、そのようにする予定です。
会員になった時(今年の春)、家族の中で一番危なかったのが私の父だったので、私が会員になったのです。

さて、今日は仏壇を見てきた話をする予定でしたが、葬儀屋の話になってしまいました。
仏壇の話はまた別の機会にするとしましょう。

【第146回】イズさん、ちょっとグチる(2006年12月12日)については、こちらへ。

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