介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第140回 父が亡くなって(2006年12月6日)

父が亡くなったら、色々と大変になる…というのは、あらかじめ予想がついていました。
それで、父の先が長くないと感じていた生前から、色々とやれることは少しずつやってきました。
父が亡くなるまでにしておきたかったことの一部は、結局できず、父の死に間に合いませんでした。
私は事実上の喪主なのです。
長女ですが、いわゆるお嫁に行った人間なので、普通喪主にはならないのですが、我が家の場合は色々事情がありまして、私は喪主ではありませんが、事実上の喪主なのです。
そういうわけで、そして我が家の事情から、色々としなければならないことがあるのです。
24年前に母は亡くなりましたが、元気だった頃、「お父さんが先に亡くなったら大変だ!!」と言っていましたが、あの頃よりも現実はもっと大変になっています。

お母さん、早死で、若くして亡くなったから、皆に惜しまれて、何かと得しちゃったね。
夫の介護もしなくて済んだし、面倒な色々なこともしなくて済んだし。
早く亡くなったもん勝ちだね(笑)
お父さんが亡くなってから、いえ、亡くなる前から、私は色々頑張ってきたよ。
お母さんがいた頃からの問題やお荷物は、私が全部片付けしなくてはならないことになっちゃったよ。
こんなお荷物を背負わないで済む人も多いと思うけど、こういう荷物を背負って、でも、少しずつお荷物を軽くするよう努める毎日もまんざらではない。
そう思って、前向きに考えてはいます。

昨日は、出し遅れていた喪中欠礼をやっと全部投函しました。
あて先は筆ペンで全部書きました。
やれ、一つ片付いた!!
うちが出すより先に、他の人から喪中欠礼がすでに届いていました。
出遅れちゃったな~と思いました。
でも、その文面を見たら、その方の亡くなった父親は82歳でした。
父は85で亡くなったから、勝った!!と思いました(笑)

今月には重要な父の納骨と四十九日法要があります。
その手はずはほぼ済んでいます。
父についての表向きの行事は今のところそれだけですが、
裏で色々と他の進めなければならないことがまだまだあります。
昨晩は疲れて、遅い夕食後、早くからソファに座ったまま朝まで爆睡。
歯も磨かず、化粧も落とさず、何も片付けもしないまま…(笑)
そのツケは今日に回って来るのだ(笑)

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