介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第126回 父の位牌(2006年11月21日)

先日の雨降りの日曜日には様々な買物をしました。

まず、タクさんの位牌。
「位牌」を買物するって…これは、「タクさんの身代わり」ですから買物と言って良いのかどうか??
先日、弟のマンション(父と同居していた)へ行って、仏壇の中にある色々な位牌を再確認してきました。
父のマンションへ通い介護していた頃は、毎日見ていた仏壇でしたが、中にあるそれぞれの位牌を改めてじっくり見ることなど滅多にありませんでした。
私の祖父や祖母、父の親、などなどのご先祖様の位牌をチェック。
チェックと言う言い方も失礼な言い方ですが…。

そして、24年前に亡くなった母の位牌を持ってきました。
母の位牌をお店に持って行って、これと同じもの、もしくはそれ以上のものを…ということで、店員さんにみて頂きました。
思った通り父はやはり母の位牌もこの店で求めたようで、同じものがありました。
同じ型はあったのですが、母の位牌ほど大きいものは店には置いてなく特注でした。
迷わず母の位牌と同じものに決めました。
父が母の位牌を奮発して高いものを選んだので、値段も予想通りの値段でした。
葬儀社と同じ経営の店で、葬儀社の会員になっていたので2割引で購入できました。
お店には様々な位牌が並んでいて、「私だったら、これなんかいいな~♪」なんて、ちょっとしたアクセサリー感覚です。
さすがにダイヤをちりばめた位牌はまだありませんでしたが、この分では近い将来そんな位牌も出てくるかもしれません。
だって、仏壇に宝石が入っているものもあるくらいでしたから。
他にも様々な仏具があって、見ているだけでも結構楽しくなってきました。

父の位牌は戒名などの彫り込みをして、10日後位にできあがってくることになりました。
さて、位牌の買物のあとは、イズさんのための買物です。

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