介護日記・二人の父の雑記帳 第101回〜

【第116回】義父イズさんの病歴と経過概略(2006年11月11日)

【イズさんの持病と経過】
◆持病の「大腸憩室炎」は手術で治すのは難しいので、今後も時々発症する可能性あり。発症した場合は入院治療。
◆今までの「一過性脳梗塞」は、ほぼ数時間で意識が回復、後遺症はほとんど見られない。
◆しかし、今後、本格的な脳梗塞を起こす可能性は大きい。
◆日常的に、歩行は足を引きずっているが自立。杖は使ったり使わなかったり。長距離は歩きにくい。
◆ろれつが多少回りにくい感じはある。
◆その他、ほとんどの生活全般が自立。認知症はない。2006年現在85歳。
◆本人の性格や自宅の住宅環境、ここ数年の身体状況等から判断して、独居生活は今後は無理、同居もできない。
◆2005年春、本人は気が進まなかったが老健入所を勧め、2005年に3カ月待機して6月末に老健入所。
◆老健入所後、2度の入院はあったが、その後の経過は良く、老健生活のお陰で健康状態の改善が見られた。
◆2006年現在、老健の生活に満足している

【イズさんの病歴概略】
◆体格が良く、元々高血圧だったが元気で大きな病気はしたことがない。
◆2000年、掛かりつけ医に勧められて、介護保険発足当時から手続きし、当時から要介護1。
◆2003年頃から、時々「一過性脳梗塞」(一過性脳虚血発作)を発症していた。
当時、すぐに治ったので私達には倒れたことは伝えられてなかった。
◆2004年からは頻繁に「一過性脳梗塞」で倒れ(ほとんど自宅以外で)、救急車で病院に。それぞれ短期入院または日帰り。
◆「一過性脳梗塞」で倒れることの間にも、2004年1月、「大腸憩室炎」で短期入院。
◆2004年、自宅で「ぎっくり腰」を起こし、1カ月入院。
◆2005年1月、デイサービス中、「一過性脳梗塞」で救急車、病院日帰り。
◆2005年2月、「一過性脳梗塞」(外出先で)で救急車入院。
◆2005年3月、「出血性胃炎」のため下血。
◆2005年3月、上記の下血のため通院先の医院で「一過性脳梗塞」で倒れ、別病院に救急車で入院。
◆2005年3月、私の提案で老健入所を粘り強く勧める。
◆2005年4月、本人、ケアマネ、掛かり付け医と相談の上、老健入所の手続きをする。
◆2005年6月末、私の家から自転車で5分の老健に入所。現在までずっと入所中。
◆2005年9月、老健で「大腸憩室炎」の下血を繰り返し緊急入院。2週間入院。
◆2005年10月、老健で「一過性脳梗塞」の発作、救急車で入院20日間。
◆その後、経過良好のため現在の老健から退去を言い渡され、10月の要介護判定を待ち、次の老健に移る予定。
◆要介護判定結果が要支援となった場合、有料老人ホーム入居を検討中。
◆2006年10月、要介護判定が「要支援2」となり、現在の老健にいられなくなる。
次の居場所が決定し、移るまでは現在の老健にいられることに。
◆2006年11月、「要支援2」でも入居できる2006年12月オープンの有料老人ホームに入居を決める。

【イズさんの在宅当時の生活状況】
◆ある時期から長男一家と同居。妻が15年前に亡くなり、その後、長男一家は別居。それ以来一人暮らし歴約10年。
◆住まいは戦後からずっと住み続けていた都内の古い家で、隣にイズさんの兄一家が二世帯で住んでいる。
◆料理は自分で作るのが好きだったが、ここ数年はほとんどしなかった。他の家事もほとんどしない。
◆隣に住むイズさんの兄一家(二世帯家族)に何かとお世話になる。
◆2003年頃から訪問ヘルパーを利用。
しかし、ヘルパーさんに遠慮などが多く、生活援助が不足。
◆2005年、頻繁に倒れるので、隣の兄一家宅に通じるナースコールを設置。
◆頻繁に倒れる父の様子をみるため、2004年秋から月に2回イズさん宅をえすえが訪問。
家事やケアマネとのやり取りをする。
◆2005年6月、初めて老健入所する直前は、週1回デイサービス、週4回訪問ヘルパー。(曜日により1.5時間と2時間)
イズさん自身はデイの回数を増やすことに頑固に反対し、ヘルパーにも必要以上に気を遣う。
◆過去に配食サービスを利用した時期もあり。

【イズさんを介護者近くの老健へ呼び寄せ後】
◆イズさんがそれまで経験したことのない、老人施設入所を説得することが大変だった。(ショートステイの経験なし)
◆当初かなり嫌がったが、何度も粘り強く説得することで同意を得た。
◆入院やデイサービスで施設生活にある程度慣れていたため、老健でも大きな問題は起きていない。
◆一人暮しの在宅生活よりも、突然倒れた場合に対応できる安心感が大きく、自宅より快適な生活で満足している。
◆自分と同世代の人が大勢居るため話し相手が増え、行事等も楽しみ、老健に入って良かったと満足している。
◆若い老健職員と日常的に接触しているので、自宅で独居生活をしていた時よりも、活気が出た。
◆老健入所後も2度の緊急入院があったが、適切な対応で満足している。
◆不満は、勝手に一人で買物に行ったり、お菓子を食べられないこと、お酒が飲めないなどの制限があること。
◆多少、人間関係に気を遣うことがある。
◆自宅はそのままで、現在イズさんの長男が仮住まいしている。

【第117回】イズさんから呼び出し(2006年11月11日)については、こちらへ。

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