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介護日記・二人の父の雑記帳

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第104回 タクさん、亡くなる(2006年10月26日)

タクさんは先程未明、10/26(木)1時23分に肺炎で亡くなりました。
85歳でした。
先程、帰宅したところです。

私が仕事後、寄り道をして自宅に帰宅して1時間程経った25日(水)夜7時15分頃、パソコンを開いていたら特養から電話がありました。
夕食後、誤嚥を起こし嘔吐と発熱で緊急に救急病院を受診することになりました。
私もすぐ自転車で病院に駆けつけ、病院で父と落ち合いました。
昨日は父の所へ行きましたが、今日は行っていませんでした。
昨日も父は元気だったし、今日も元気だったそうです。
急でした。
ずっと父につきっきりで居ました。
病院で最初に検査等をしましたが、呼吸は苦しそうでしたが、大丈夫そうでした。
レントゲン検査後、父に「大丈夫??」と言ったら、
「どうもすみません」と言ったのが多分最後の言葉です。
入院が決まり、個室の病室に入りました。
その頃、夜10時半過ぎ、付き添って下さった特養の職員さんが帰られた頃から、急にどんどん具合が悪くなりました。
ずっと苦しそうにしていた呼吸が穏やかになって、しばらくして、父はすーっと息を引き取りました。
とても安らかでした。
夫と弟も見守っていました。
息を引き取るまで、ずっと、父の手を握って話しかけていました。
昨日のことや、色々父に話しかけました。
亡くなったなんて信じられません。
元気だったのに。
悔しいです。
2月の86歳の誕生日を迎えたかった。
それが目標でした。

私は泣きません。
しっかりしています。
先程も葬儀屋の方としっかりやり取りをしてきました。
今日は、夜が空けたら、色々忙しいです。

この「二人の父の雑記帳」は終わりません。
これから、今までのタクさんのことを、まだ書いていきます。
書いてないことが一杯あります。
今日の最後の一行に、
「お父さん、今まで本当にありがとう!!」と、書かせてください。

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