介護日記・二人の父の雑記帳 第51回〜

【第79回】退院後、一週間のタクさん(2006年9月30日)

先週の9/21(木)に退院して、特養に戻ったタクさんのその後の経過をお伝えします。

退院してすぐ再び熱を出しましたが、三日目の9/23(土)には熱も下がり食事もよく食べ、その後の発熱はなく回復して今日(9/29)に至っています。
再発熱の時には再び受診して再入院かも?と危惧されましたが、そうならずに済みました。
退院後の様子が気になり、夕食時の食事介助で毎日特養に通って父の様子を見ていました。

◆食事
食事は入院時と同じミキサー食ですが、病院より量が多いのに、ほとんど毎回全部食べているようです。
しかも、最近は自分でテーブルの上の器を持って、口に流し込む形で自力で食べているようです。
もう、スプーンを使って食べるのは出来ないようですが、流し込みでも自分で食べられるように回復したことは嬉しいです。
私がそばにいると介助し過ぎてしまいまい、自立を遅らせそうです(^-^;;

ポカリなどの飲み物もとろみをつけて、結構な量を飲んでいます。
食事前に痰の吸引(量は少ない)をするせいか、食事中の「むせ」もかなり少なくなっています。
体重は入院でまたまた1.4kg減ってしまい33.8kgと激痩せですが、よく食べているし栄養ドリンクのエンシュワの併用などもしているので、何とか増えて体力をつけてほしいと思っています。
何しろ骨と皮だけの状態ですから。

◆リハビリ
熱がなくなった退院四日目の9/24(日)頃から、歩くためのリハビリも始まりました。
寝たきりで4週間の割には膝があまり固まっていなかったようです。
回復の見込みあり、と最初に理学療法士さんに言われました。
立って体を保つリハで父は頑張っているようです。
「今日も頑張ってやってたね~」などと色々な方に言われます。
今日などは、疲れるから止めてもいいと言われても、15分も立っていたそうで凄い!!
平行棒のバーを掴んで歩く練習は、初日に一、二歩前へ出たそうですが、あまりお気に召さないようで、まだ歩きたがらないようです。
ちょっと怖いのかもしれませんし、認知症特有の気分の問題もあるので、徐々に慣れてできるようになれば嬉しいです。
日中に訪れて、様子を見たいものです。

◆日常
ほとんど車椅子使用です。
座っていて自分で腰を浮かせて座り直す様子もあるそうで、自発的な行動や体の保持ができることは嬉しいです。
午後などはベッドで横になっているようです。
床ずれ防止マットレスを使っています。(羽毛布団に似てます)
気分が良いと、食事時に私に色々話をしてくれます。
相変わらず固有名詞や主語のない会話で小さい声ですが…。
昨日など、「何だこんにゃろーと怒りたくなる」「腹が立ってな~」と怒った顔でもなく言ってみたり、ナースの声掛けに「宜しくお願いします」とこたえたり、私が口を拭いてあげると「どうもすいません」など、よそよそしく言っています(苦笑)

◆おちゃめなタクさん
先日、夕食が終わってテーブルで父がゆっくりしていたら、職員さん二人が父のそばにやってきてとても楽しい出来事が!!
職員さんが父に向けて指鉄砲で「バーン!」とやったら、父も笑いながら指鉄砲で「バーン!」とやり返したのです。
父がとっても良い笑顔で、職員さんと何度か「鉄砲でバーン!」をやり取りしていました。
父の笑顔があまりに良かったので、職員さんは大慌てでカメラを持ってきて早速写真を撮って下さいました。
無邪気な子供の笑顔みたいでした。

◆入浴
熱がなくなった9/25(月)に退院後の初入浴を機械浴でしたそうです。
機械浴は父にとって初体験ですが、上手くいったようです。
体がまだ不安定なので、この方が今は私も父も安心できます。
約1ヶ月振りの入浴で、父もやっとさっぱりしたことでしょう。

このように、父が回復してきて、その変化ぶりに喜ぶことができるなんて、何年振りのことでしょう。
認知症になってから、回復して喜ぶ出来事など、めったにありませんでした。
退院後、マイナスからのスタートとはいえ、良くなってくるって、こんな嬉しいことはありませんね♪
父も頑張っています。
そして、特養の職員さんに感謝です。
しかし、父はずーっと以前から「要介護4」のままで、来年春が2年ぶりの更新時ですが、この状態はどうみても「要介護5」ですね。
介護認定の区分変更をしなくてはなりませんね(苦笑)

【第80回】認知症中期のタクさん その14(デイ・エピソード集1) (2006年10月1日)については、こちらへ。

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