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介護日記・二人の父の雑記帳

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第66回 不参加の「長寿を祝う会」(2006年9月17日)

今日、父の特養では毎年恒例の「長寿を祝う会」が行われる日です。

父も元気だったら私と一緒に参加するはずでした。
この日までには退院したいと思っていましたが、もう入院二十四日目になり参加できず残念です。
在宅でデイに通っていた頃からこの行事には毎年参加していて、私もこの日を節目としていました。
いつもちょっとおめかしをして式典に参加して、記念の写真を撮っていたのですが……。

八十八歳の米寿には特養で出している広報誌にも特別にお祝いの名前が載るのでそれが楽しみの一つであり、目標でもあるのですが、最近の父の様子では高望みのようです。

入院中の同室の患者さん付きのヘルパーさんと私はよく話をします。
父の歳を聞かれ、85歳だと話したら「85歳じゃまだ若いわね。90歳以上の方も大勢いらっしゃるから……」と。
確かに、父の特養でも80歳台前半ではまだ「若い」って感じがします。
退院後、父は歩けなくなりそうだし、食事も介助なくてはできなくなりそうで心配だと話すと、「80過ぎて入院すると寝たきりになっちゃうからね……」と、ヘルパーさん。

父に限らず、誰でも元気で敬老の日を迎えたいですね☆

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