介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第64回 イズさんの新居探し(2006年9月16日)

老健にいる義父のイズさん。
変わりなく元気です。
先週、イズさんの長男(夫の兄)が久しぶりに面会に来て喜んでいました。
義兄も「えすえさん、いつもすまないねぇ。親父さんも感謝しているみたいだよ」と言ってくださいますが……。

イズさんの要介護認定の更新の申請は出しまして、さてどうなるか今後の成り行きが注目されるところです。
と、他人事のように書いてみました(笑)

前にも書きましたが、現在「要介護1」。
今度の認定更新で「要支援2」になりそうな気配で、要支援だと老健を出なくてはなりません。

市の広報に掲載されていた「要介護1」の基準を見ると、イズさんの今の順調な様子だと、認知症でもない限り「要支援2」になってしまうようです。

それで、要支援でも入居できる施設として「有料老人ホーム」を昨年に引き続きチェックしてみました。
タクさんの時も有料老人ホームはオープン前の見学会に行ったことがあります。
「ケアハウス」は要支援の人向きの施設ですが、前にも書きましたように、これはイズさんには不向きなので問題外。

有料老人ホームは以前調べた頃よりもまたまた増えていましたが、どれも費用がかかるし、空きもありません。
有料老人ホームはお金をかけても入居している人が亡くなったら、権利も何もパーになってしまうのが虚しいです。
せめて、親族の誰それが後に入れるとかだったらまだしも、お金をかけても持ち家と違って何も残らなくなってしまうんですから。

ネットで調べたら、今年5月にオープンになったホームで「入居金なし」で契約が3年ごとの更新、月費用がいくらか低めの某ホームが見つかりました。
入居金なしは珍しく、助かります。
最近、低めの所も少しですが増えてはいるようです。
入居金なし、月費用が低め、の理由は施設のホームページを見ると理由は想像つきまして、何とか納得できる範囲です。
月費用は今いる老健の約2倍ですが、イズさんの年金の範囲内なので、仕方ない良しとしましょう←私の判断では

ここは比較的我が家から近い方なので、オープン前に新聞広告が入ってきて知っていた所です。
その時は、施設の基本的スタンスがイズさんに合わない部分があるような気がしたし、老健にいるので当分何とかなると思ってそのまま見過ごしていたのです。
今はそんなこと言っちゃいられません。

先日ネットでこのホームの案内を見ると「空き部屋4」となっていてちょっと喜びましたが(多分1階の北部屋かも?)、今日見ると「2」になっていて、電話で問い合わせると「空き部屋なし」でした。
こんな調子で、ネットの情報は古いのが当たり前みたいになっていて役立たずで困ります。

空き部屋なしですから、入居したければ待機です←事実そう言われた待機者の数は聞いても教えてくれませんでしたが、たとえ数名でも待機ということは「特養」と同じで何年待つかわかりません。
それでも気になったホームですから見学の日を決めました。

このホームの運営会社は比較的他施設より低めに設定した料金の新しいホームを続々とオープンさせる模様で、今年の12月オープンのホームのパンフレットの取り寄せも頼みました。
新規オープンの所でないと入れませんからね。
今後、入居説明会や入居者募集が始まるそうです。
見学を決めたホームより少し我が家から遠くなるけれど、イズさんが元気で(それが前提で)週1回程度の面会なら何とかなる範囲です。

有料老人ホームも色々問題点はありますが、イズさんの場合は軽度の介護度なので、費用のこと以外は何とかなりそうです。
イズさんのように軽い介護度の人は、お金を高く払って入る施設しかないのが原状で、それでも空きはなかなかないのです。
仕方ないですね、家でゴロゴロしていても済む程度に回復したのに施設に入るんですから。

[参照]
>イズさんの今後
>イズさんの要介護認定更新の申請通知

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