介護のコラムを読む

介護日記・二人の父の雑記帳

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第62回 誤嚥性肺炎で入院中のタクさん 9/10~9/13 (2006年9月14日)

◆入院十七日目 9/10(日)
点滴はいつも通りのを2本。
熱はなし。
朝食は全部食べたが、昼食はヨーグルトだけ。
私が介助した夕食は機嫌良くなく、眠そうで少ししか食べなかった。
 (おかゆ数口、各おかずも数口ずつだけ)
苦しそうな呼吸はしなくなったが、痰がからみ、喉がゴロゴロ、むせることも。
ほとんどしゃべらず、眠ってしまう。

◆入院十八日目 9/11(月)
点滴もいつも通り。
朝食、昼食共に少ししか食べなかったそうで、昨日昼からあまり食べてない状況。
夕食は少し頑張って食べてもらった。
 (おかゆ9割食べる、おかずも8割ぐらい食べる)
今日も夕食を介助して1時間かかってほぼ完食。
「プワッ!プワッ!」の口呼吸はまだしていて、ちょっと苦しそうですが、表情はだいぶ元気に。
食べながら「プワッ!プワッ!」と勢い良く呼吸するので、食べたものが口から飛び散ります。

食べる時に口が痛そう。どうやら口の中が荒れているか口内炎でもできているか?
食欲はあっても口が痛くて食べ難い様子なのでナースに看てもらう。
明日、担当医にも口の中を看てもらうことに。

今日もあまり機嫌が良くなく、おしゃべりも少ない。
機嫌が良くないせいか、髭剃りをここ数日してもらっていない。
左手の人差し指の関節が赤くアザのようななっているのを発見。

◆入院十九日目 9/12(火)
点滴もいつも通り。
朝食は少しだけ、昼食は全量食べたそうだ。(敬老の日の特別献立)
夕食は私の介助でほぼ8割ぐらい食べた。
 (おかゆ全量、おかず8割ぐらい、みかんはむせたので一口だけ)
眠そうになったり、食べながら手で私の持つスプーンを撥ね退けることもときどきアリ。
元気で表情も良く、苦しそうな口呼吸はほとんどしなくなりました。
よくしゃべります。

今日もあまり機嫌が良くなく、少しむせたり痰がからむ。
「これいくらするの?」「これは何なんだ?」など、少しは話しをする。

口の中が痛そうだった件は、担当医が看ても何ともなかったそうだ。
昨日の左手の人差し指のアザが、指全体腫れて赤くなっていたのでナースに伝える。
数日振りに髭剃りしてあった。

帰りがけ、同室の患者さんと廊下で行き会い、
「大変だね。いつもご苦労様」と声をかけていただいた。
その方は、いつも私が帰るときに「ご苦労様でした」とベッドで言ってくださるので励みになる。

◆入院二十日目 9/13(水)
点滴もいつも通り。初めて脚ではなく右腕に点滴していた。
昼食は全量食べたそうだが、夕食は眠そうで機嫌が良くなく食べる気がない。
おかゆ一さじだけやっと食べる。

私が声をかけると「誰だ?!」と言って聞こえているのだが、今日は目は一度も開けず。
しばらく様子をみていたが爆睡状態になり、早めに今日は帰宅。

ほんの少しだけ、「プワッ!プワッ!」の口呼吸を数日振りにした。
口呼吸をするなんて、調子があまり良くないみたい。
左手人差し指の腫れには湿布を巻いていた。

入院後の先週の再発熱から1週間ぐらい経っているのに、今回は回復が遅い。
体調が良くないのか機嫌が悪い日が続き、そのせいか食事もムラが多い。
仕事に行かずに日中父の相手をした方が良いと思うのだが…。
そこまでしても、今の父の状態だと果たして成果があるのか疑問だが、一度は日中行ってみよう。

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