介護日記・二人の父の雑記帳 第1回〜

【第13回】イズさんの今後 (2006年7月22日)

今は元気なcに居るイズさんですが、先行き不安材料があります。

その一つが要介護認定の更新です。
イズさんは現在「要介護1」ですが、要介護認定更新の10月が近づいてきました。
10月ということは、9月には要介護判定に取り掛かることになります。

今年の4月に介護保険の改正があり、要介護1は今まで通りの内容の「要介護1と今回新規に出来た「要支援2」に分かれてしまいました。
介護度の軽い人は従来できた施設入所はできず、その他のサービス利用も減らされ、介護予防に努めてくださいとの通達です。
最近元気で経過の良いイズさんは、このままでいくと施設入所ができない、介護予防重視の「要支援2」になる可能性が高いのです。

イズさんの場合、老健(老人保健施設)という病院に似た存在の良い環境に居るお陰で、持病の脳梗塞の発作が抑えられていのです。
また、イズさんの場合は在宅生活より施設生活の方が合っていて、本人も今の環境が気に入っています。
それを利用出来ないとなると、再び入所前のような発作と入院を繰り返すことになりかねません。
イズさん個人と家庭環境の都合で在宅介護も出来ないので困ります。

昨年、要支援になった場合を考えて有料老人ホーム(要支援でも入居可)を当たってみましたが、何しろ費用がかかるし、近隣にイズさんに見合ったものがなく断念しました。
グループホームは認知症でなければ入れませんが、認知症でなくても入れるように規則が変われば、老健より費用がかかるものの期限がなく、家庭生活に近い施設でもあり、ありがたい存在なのですが…。

老健施設は生涯居られる特養(特別養護老人ホーム)と異なり、在宅生活復帰を目指す一種のリハビリ施設なので、入所期間は通常3カ月期限です。
3カ月ごとに施設側で在宅復帰できるかどうかの判定が行われ、イズさんの場合は入所中2度の緊急入院があったので入所が継続され、かれこれ1年間今の老健に居させてもらえました。

老健の場合、入院になったとき、一旦退所しなければならず(荷物も持ち帰らねばならない)、退院後、再入所したい場合は再び入所手続きを取らねばならないことが大変不便です。
しかし、入所待機期間が比較的短く済むので、入所施設としては助かる存在です。
特養は入院しても、よほど長期間にならなければ部屋もそのままで退居せずに済みます。

1年居られた今の老健ですが、この春、ついに退所するよう通達があり、次に移る老健の申し込みを済ませ、今は次の老健から入所の知らせが来るのを待っているところです。
何はともあれ、次の老健に入所できるまでの空き待ち(待機)の間は、今の老健に居られることになっています。

イズさんのように、老健を渡り歩くお年寄りはたくさんいます。
次に移る老健の見学に行ったとき、イズさんの老健でよく見かけたお年寄りが入所されてました。
多くは在宅介護が出来ない特養待ちの人で、特養の空きが来るまで何年も老健を渡り歩く人も珍しくありません。
イズさんもタクさんが居るユニットケアの特養に申込みを済ませてますが、なかなか順番は来ないでしょう。
現在特養に居るタクさんの場合は、認知症がかなり進んでいたこともあり、老健は父に合いそうもなかったので利用しませんでした。

そろそろ次の老健から入所の知らせが来る時期です。
待機の期間は施設毎に違いますが、大体3カ月位。退所する人がいなければ入れませんから。
今度の老健は私の自宅からは少し遠くなるし、色々な面で出来れば今の老健の方が良いのですが…。
この分だと、次の老健に移ったばかりの時期に、要介護判定の更新にかかることになります。
環境が変わってイズさんの調子が悪くなり、判定結果が今まで通り「要介護1」のままだったら良いのに…と願うばかりです。
もし、要支援2になってしまったら…その時のことも考えておかねばなりません。

イズさんが在宅生活を止め、老健入所を承諾するまでには色々とありました。
それは別の機会に書こうと思います。

【第14回】家族の本音(2006年7月23日)については、こちらへ。

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