介護日記・二人の父の雑記帳 第1回〜

【第4回】若い娘が好き♪ (2006年7月9日)

父、タクさんのユニットに入ると、すでに夕食の準備は万全で、父はいつもの席にエプロンをして、すっきりした顔で座っていました。

「今日は蒸し暑かったよ」などと天気のことを話すと、「○○○…そうよ~♪(尻上がりに)」と、ご機嫌が良い時の父のお得意フレーズがでました。
父との会話といっても、もう通常の会話は殆ど成り立ちません。父が弱々しい小さな声で一方的に言葉を並べ、私がそれに頷く。または、私が語りかけることに、ただ「うん、うん」父が頷くだけ。私の問いかけに、Yes,Noの意思表示以上のことを望むのはもう無理のようです。2年位前までは会話が成り立ったのですが…。

ユニットに女子大生の実習生が来ていました。2週間の実習だそうです。
いつも色々要求の多い入居者のEさん(男性)が何か訴えていて、「どうされましたか?」と実習生が傍に行くと、「可愛いねー(^-^)」とEさん。大いに照れる実習生(^-^) Eさんの様子は、その後何となくほんわかムード。ユニット内に穏やかな空気が流れました。

そういえば、父も以前いた職員さんに好みの人がいて、昨年秋頃「俺は若い娘が大好きだー!」と、その彼女に言っていたことがありました。若くていつも笑顔で初々しい感じの職員さんでした。彼女には、その後も「この子は、どこかで見たことあるなぁ」とも言っていましたっけ。父は顔の判別はつかないのですが、雰囲気で感じ取っているのでしょう。この春、彼女が異動になる時、一緒に記念写真を撮りました。

今日の夕食も時間はかかったけれど、全部食べることが出来ました。スプーンを持つ手も弱々しく、口に運ぶまでにこぼしてまうことも多い。食事の後半は自分で食べる気力がなく、食べさせてあげる状態でした。

父自身はどう思っているのか…とにかく、体力と健康維持のため、父の体重を増やしたい私がいました。

【第6回】大丈夫!俺に任せてくれ♪ (2006年7月14日)については、こちらへ。

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