買物中に、電動カートに追突されるという事故にあわれてしまった方の自宅に、レンタル事業者がお見舞いの果物を持参しました。その際、その方がおっしゃったこと。
「私より、電動カートを運転されていた方がかなり気落ちされていたので、そちらに差し上げてください」。レンタル事業者が驚いたことは言うまでもありません。被害者の立場の方です。もっと、いろいろと主張しても許される状況です。なのに、加害者側を気遣う姿勢。決して裕福な生活をされているわけではありません。ご高齢のご夫婦2人でつつましく生活されている様子です。
真摯な生きざまと気高さを感じました。