「社会福祉士たにこが行く」第301回〜

【第301回】ケイタイに着信が(2010年8月14日)

ケイタイをふとみると、利用者さんであるA男さんのケイタイからの着信履歴が残ってました。あらあら気づかなかったわ、ごめんなさいねと思いながら折り返しましたが、電話をとった気配はするけれど、応答がない。もう一度かけても今度は呼び出すだけで留守電になっちゃう。

A男さんは、時々、迷子になって警察のお世話になることもあります。さまざまなご病気もあります。もしかして1人でお出かけ中に何かあってSOSの電話?しゃべれないほど緊急事態?どうしようかと迷いましたが妻のB子さんのケイタイに電話をすることにしました。迷うというのは、こういう時「ご主人から電話をいただいたのですが」と安易に妻に伝えると、例えば妻には内緒にしたかった場合、事態が余計にややこしいことになるからです。でも今回は、ややこしくなっても良いからB子さんに確認の電話をしようと思いました。

B子さんのケイタイに電話をし「ご主人からの着信があったので、さきほどから折り返しているのですが、でてくださらないんです。何かあったんじゃないかと思って、B子さんにお電話しました」と伝えました。するとB子さん、「あ~、実はね、さっき夫婦喧嘩をしたのよ」

はい??
「ケンカして、あの人、私に “施設で暮らせ”って言ったのよ。だから、私の入所手続きをするようにとケアマネさんに電話したのね。だけど、時間がたって、気持ちも静まったから電話にでなかったんだと思うわ」
さようでございましたか…。

「では、またもしご主人からお電話があったらお気持ちをお聞きしますが、こちらからはもう折り返しの電話はしないでおきますね。入所うんぬんはともかく、今後のことはまたお伺いしてご相談させてくださいね。」と伝えて、電話を切りました。

とりあえず緊急事態じゃなくて良かった…。夫婦喧嘩の火の粉がこちらに飛んできたけれど、この粉は払うべきか、消火すべきか…。自然鎮火することを祈ることとしよう。

【第302回】球児に負けた(2010年8月16日)については、こちらへ。

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