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社会福祉士たにこが行く

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【第295回】電車の中で(2010年8月5日)

電車の中で、若い男の子2人が座っていた。その近くに立っている私。途中で、かなりのご高齢とおぼしきおばあちゃんが乗車してきたけれど座る席がない。 立っているおばあちゃんを見て、その男の子2人が席をゆずろうかどうか思案している様子がわかる。 私は、しゃしゃりでて行きたい気持ちを押さえて「譲るべし!」と目でメッセージを送った。

そうこうしているうちに2駅通過 。ようやく男の子たちは席を譲り、おばあちゃんは遠慮することなく座られた。 あぁ、やれやれ。男の子たちにとっては、勇気が必要な行動だったんだろうな。彼たちと目が合ったのでニッコリ笑ってうなずいた。

そうそう、それで良いのよ(2駅過ぎちゃったけど)。これからも優しい気持ちを忘れないでねという気持ちを込めて。 それにしても、他にも座っている若者はいたのにね。気づいてるのかどうなんだか。

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