「社会福祉士たにこが行く」第251回〜

【第251回】病院の役割って(2010年4月11日)

骨折して入院しているAさんのご家族から電話がありました。足を骨折したAさんは急性期の病院で手術をされ、経過良好で、リハビリ目的で転院されました。リハビリをして自宅に戻ることが目標です。

ところが。Aさんのご家族からのお電話は、不安と不満に満ちたものでした。入院先では確かにリハビリをしているが、一日のうちの限られた時間帯だけ。それ以外の時間はずっとベッドに寝ている(家族は「寝かされている」と表現)。入院するまではポータブルトイレまでは歩けていたが、今は管でおしっこをとっている。入院するまではベッドサイドに腰掛けて自分で食事を食べていたが、今はすべて食べさせてもらっている。それらは、骨折したから出来なくなったというよりも、病院の都合でそうなっている気がする。このままではいくら入院していても、ますます弱っていくような気がして、入院している意味がないと思う。もう家に連れて帰りたい。

看護師長さんにも相談しているが埒があかない。(ソーシャルワーカーは配置されていないし)といった内容でした。

胸が痛みます。今、入院されている病院は決して評判の悪い病院ではありません。この病院に限らず、多かれ少なかれ、こういう状態は耳にします。きっと“普通の入院生活”なのでしょう。病院には病院側の言い分があるでしょうけれど、もう少し、“家に帰ること”を念頭においていただけないかなと思うのです。確かに“骨折”は治ったかも知れないけど、それ以外の機能が低下してしまっては元も子もないのです。

一度、病院にお伺いしようと思っています。

【第252回】身の危険(2010年4月13日)については、こちらへ。

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