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【第250回】異動の時期(2010年4月7日)

この時期、行政(だけではないけれど)の各部署に、異動で新人さんが来られます。フレッシュで良いのだけれど、とにかくまだまだ業務内容を理解されていないので、やりとりがまどろっこしい。温かい目で見守ってあげたいけれど、中途半端に答えてくれたり、明らかに間違ったことを答えられると本当に困ります。

遠く離れた自治体で公務員をやっている友人は「迷惑かけたくないから、最初のうちはあんまり電話は取りたくないんだけど“とらないと覚えられない”と先輩に言われるから、心の中で謝りながら電話対応してる」と言っていました(もちろん、そういう方針ではない自治体や部署もあるでしょうけれど)。

問い合わせをする市民からすれば相手が新人かどうかなんて関係ないし、その部署に配属されているからにはその部門に関しては精通していると思ってしまうのですが、それは大きな間違いだと、悟りを開いています(昔はいちいち腹立たしく思っていた)。新人さんを育てていくのも市民の役目かい?と皮肉な声を内に秘めつつ、今日も、クジをひくような思いで市役所に電話をかけています。

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