「社会福祉士たにこが行く」第201回〜

【第241回】鈴付きのヒモ(2010年3月10日)

Aさん宅を訪問。いつものようにインターホンを押して、門をあけ、石段を上がって玄関に向かいました。石段を登り終えたところで、黒い1本のヒモが見えました。ちょうど私の行く手を阻むように、私の胸のあたりに横に1本のヒモがあるのです。両端を木にくくりつけてあります。なんだこれは?と思い、くぐろうとするとヒモに身体がふれました。チリンチリンと鈴がなりました。

カラス対策かな?などと思っていると、ご家族の方が出てこられました。「あら~ごめんなさいね~」と言われたので、「これはなんですか?」と尋ねました。答えは「泥棒対策」。最近、ご近所に泥棒が入ったそうなのです。しかも留守の間ではなく在宅中に。なので、泥棒対策を講じたそうなのです。「形だけの防犯カメラを設置するだけでも、泥棒は、防犯意識の高い家と思うらしいのよ」などとさまざまな泥棒撃退案を教えてくださいます。で、実際に試みているのが、この鈴付きのヒモ。「こうしておくと、誰かが勝手に入って来ても鈴がなるからわかるでしょ」と自信ありげにおっしゃいました。

うーん、泥棒さんって正々堂々と門から入ってくるかなぁ…。入って来たとしても、家の中まで鈴の音が聞こえるかなぁ…などと逡巡しつつも、この素朴な泥棒撃退装置がなんとも微笑ましくて。泥棒さん、Aさんのお宅は狙わないでね。

【第242回】顔を見るとスッとする(2010年3月11日)については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
  • あなたの会社専用の介護ポータルサイトを構築するサービス『KAIGOW(カイゴウ)』

スポンサーサイト

スポンサードリンク