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【第217回】通りがかりの方が…(2010年1月25日)

利用者Aさんの身に起こった出来事です。

歩行器で外出するAさん。先日、一人で、いつものように歩行器を使って近所を散歩していました。ところが、身体のバランスが崩れて転倒。あわや車に轢かれてもおかしくない状況です。ところが、その転倒を目撃した通りがかりの車が、なんと車を停めて、中から人が3人出てきて起こしてくださったそうです。そしてAさんの住所と名前をきいて、なんと家まで送ってくださったというのです。

見知らぬ方だそうです。家につくとすぐに戻ってしまわれたのでお名前も連絡先も判らないし、お礼もきちんとできなくて…とAさん。世の中捨てたものではないですね。私たちが今度同じような場面に出会ったら、同じように手を差し伸べることがお礼になるかな…なんて思ってます。

2009年2月5日の日記の出来事とは正反対。Aさんからこの話を聞いた時は嬉しかったです。Aさんは幸いケガも後遺症もありませんでした。助けてくださった方、ありがとうございました。

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