耳の遠いAさんに、ボソボソとしゃべるHヘルパーさん。意思疎通ができず「もう来なくていい」とAさんお怒りです。ヘルパー事業所の責任者さんは、いろいろ考えて別のIヘルパーさんを訪問させました。ところが、そのIヘルパーさんもAさんの怒りをかいました。
そのことを私に報告してくださる責任者さん。「Iヘルパーは声が大きいから大丈夫と思ったんですけど…。」うーん、あのね。大事なことは「声の大きさ」そのものじゃなくて、いかにその場の状況や相手の様子をキャッチしてコミュニケーションがとれるかだと思うのですよ。大きな声だったら良いというものではないと思います。
HヘルパーさんがAさんのお怒りをかったのも、単にボソボソしゃべるからではないのです。その姿勢や態度、雰囲気、気の配り方などなどが問題なんです。責任者さん、わかってるかなぁ…。