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【第212回】銭湯の入り口に(2010年1月17日)

電車で1時間半ほど乗り継いで、Aさん宅を訪問しました。初めての訪問なので、地図を片手にキョロキョロ歩いていました。田んぼと昔ながらの商店が懐かしい感じです。ふと見ると、民家の合間に小さな銭湯発見。「○○温泉」と書かれているところが風情があります。

良く見ると、入口にポスターが貼ってあります。なんだろうと思って近づくと、それは「地域包括支援センター」のポスターでした。センターの役割や連絡先などが書かれています。イラストもあって目をひきます。なるほどね~。きっとこの銭湯は地元の高齢者たちが日常的に利用されているのですね。そこに「地域包括支援センター」のポスターとは。なかなかのアイデアですね。

その市のセンターの人たちが、いかに地域の人たちに存在を知ってもらおうかと頭をひねっている様子が目に浮かびます。なかなか判りづらい「地域包括支援センター」ですが、「知名度が低い」と嘆く前に、こうした小さな努力は大切ですよね。

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