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【第174回】ネットワーク(2009年9月30日)

社会福祉士の関係でのご相談がありました。相談の内容のキーワードは「雇用保険」「生活保護」「精神障害」「自己破産」。普段の相談の守備範囲と違う上に、比較的若い方の相談です。事務局から送られてきた受付票の相談概要を読んでも、なんだか良く判らない。どうしよう…。落ち着け落ち着け。訪問まで、まだ一日ある。

「雇用保険」については、知り合いの社会保険労務士のAさんに訊いてみよう。
「生活保護」については、ケースワーカー歴15年の社会福祉士のBさんに訊いてみよう。
「精神障害」については、たしか社会福祉士のCさんが、その関係の機関に勤めてる。

…といった具合に、とにかく訊いて、確認していきました。「生活保護法」にきちんと目を通すのも、受験以来かも。ネットでも調べました。そして、皆さんのお知恵を借りて、ようやく、相談概要が見えてきました。行間が読めてきたというか、背景が見えてきたというか、何に困っておられるのかが簡潔な受付票から想像できました(もちろん会ってお話しをしっかり聴かないとわからないんだけれど)。あとはそれに基づいて、予測できる限りの予習!

そんなこんなで、1時間の訪問相談、無事終了。改めてネットワークのありがたさを感じました。社会福祉士の相談範囲は広いので、やはり得手不得手があるのですが、こうして、みんなの力を借りて一歩ずつ前進です。

何事も経験、そしてネットワークは大事!とつくづく感じています。

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