90歳代後半の方が、肺炎で入院し、退院した時には自分で立ち上がることも難しい状態でした。入院前は、なんとか自分で歩けていたのに。家族も介護負担が増してキリキリされていました。そんな状況で、本人が「リハビリをしたい」とおっしゃったので、訪問リハビリを開始したのが1カ月前。
そして、1カ月経った今、その方は、自分で立ち上がり、支えがあれば歩けるようになりました。トイレの介助がラクになったので、家族も笑顔が増えました。そして何よりも、本人さんが「杖で歩きたい」「外を歩きたい」とおっしゃるようになったのです。1カ月前は、ベッドの上で、ぼんやりされていたのに。
90歳過ぎて…というところがまた驚きなのです。年齢じゃないんですね。リハビリをすることで、本人が元気になり、前向きになり、そして家族も明るくなり…。リハビリってすごい!